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海上自衛隊に向けて開発した
ジン初となる日本限定モデル

Sinn “U2.J-SBF”

Friday, November 9th, 2018

text chiharu honjo

 

 

 独自のテクノロジーを生み出すドイツの革新的なウォッチブランド「Sinn(ジン)」から、日本の海上自衛隊に向けて開発した初となる時計、「U2.J-SBF」が誕生した。このモデルは、2,000mという驚くべき防水性を誇る最強のダイバーズウォッチU2.SDRをベースに、海上自衛隊の中でも潜水艦隊の任務に従事する隊員たちの過酷なミッションを想定して製作した、ハイスペックな機械式腕時計。

 

 

 視認性を高めるため、ベースモデルに搭載されている第二時間帯を外し、新モデルのインデックスには13時から24時までの目盛りを追加して午後の時間帯が表示されている。さらに、ダイヤルの6時位置には潜水艦隊のドルフィンマーク、9時位置には海上自衛隊と潜水艦隊の略号JMSDF(Japan Maritime Self-Defense Force)およびSBF(Fleet Submarine Force)を印している。

 

 ケースには、海水耐性に優れたドイツの最新鋭潜水艦の鋼鉄である、Uボート・スチールを採用。ジン社独自の特殊技法でセットされた回転ベゼルは、セラミック以上の高硬度を実現しており、強い衝撃でも外れることがないのだという。さらに、Arドライテクノロジーといった急激な温度変化でも曇らないサファイアクリスタルの風防を備え、-45℃から+80℃までの気温での精度を保証、船舶や潜水艦の認証機関であるDNV Gの認定を受けるテストもクリアしている。

 

 

 文字盤は、深い海に潜った際に目立たない黒地に赤の配色を採用。ダイビングに必要な部分だけ白いスーパーミノルバの夜光処理がされるなど、機能を追求した結果がもたらしたデザインは秀逸である。

 

 “使うためだけの時計”という哲学のもと、極限的状況でも最高の精度を保証する独創的なテクノロジーを搭載した時計は、時を超越したマシンと言えるのではないだろうか。

 

U2.J-SBF

日本限定50本 ¥480,000

自動巻 Uボート・スチールケース 44mm

200気圧防水 シリコンストラップベルト

船級・認証機関DNV GL(旧ゲルマニア・ロイド)検定済み

 

 

Sinn 日本総代理店 ホッタ
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