THESE ARE THE COAT STYLES YOU SHOULD BE
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今すぐ着るべきコートスタイル

Sunday, December 15th, 2019

ウインターコートは、過酷で厳しい冬に立ち向かう男に、必要不可欠なアイテムだ。

どう選ぶべきか、見ていこう。

 

by joshua bozi  translation miyuki suto

 

 

「英国の冬は7月に終わり、8月に再び始まる」

 

 詩人バイロン伯爵はもっともな事を綴っているように思える。そして男の究極のウィンターコート探しには終わりがないというのは決して大袈裟とは言えないだろう。

 

 季節を重ねるにつれ、そして極度の気候に直面したときには、ただ寒さから身を守るコートに行き着くものだ。いくつかの有名ショップに、すべての男たちが検討すべき、 そして持つべき必須のウィンターコートについて聞いた。

 

 

Gaiolaのベルトコート

 

 

 リラックス出来て広い用途で使え、申し分なく心地いい、そんなベルテッドコートは冬のワードローブのマストハブだ。ウエストでしっかり締められるベルトと、十分に包められる事が、実用性があり、年中着ていたくなる服にしている。

 

 この冬我々が行き着くベルテッドコートのひとつはGaiolaのものだ。 アレッサンドロ・アガッヅィ、ファブリジオとクリスティアーノ・ デ・ペトリオによる、新しいメンズウェアブランドだ。

 

 Gaiolaはナポリのテイラーリングの新しい解釈を提案している。長いシングルブレストの柄のベルテッドコートは、形状が緩くソフトな作りのダスタースタイルのカットで、イタリアンウールの上質な柔らかさを最大限に楽しめる。ジーンズとブーツに組み合わせるか、フォーマルを求めるならスーツの上に羽織るのがいい。

 

 

 

SchottのPコート

 

 

 クラシックなピーコート=アメリカ海軍として知られているが、本来は20世紀初頭にイギリス海軍のリーファージャケットとして採用されたものだ。

 

 とても重いウールで、ダークネイビーカラーのダブルブレストのこの服は、整備をする時に動きやすい。Schottのクラシックなピーコートは、最終的に買うべきコートと言っても間違いないだろう。素材の品質とレベルの高い職人技がそうさせている。

 

「かつて軍人がこのSchottのクラシックなメルトンウールの海軍コートで寒さをしのいできまし。そして現在では頑丈で暖かく、自然でスタイリッシュに見えるアイテムです」とSchott UKのセールス代表、マーカス・ハリスは言う。

 

「私だったらこの時期にウィンターコートを検討する際、スタイル、 心地よさ、耐久性、そして暖かさの4点を重要視します。私の見解だと、厳しい寒さの続く冬でもピーコートはこの全てに当てはまります」

 

 

 

 

Rubinacciのアルスターコート

 

 

 歴史的に、アルスターコートはヴィクトリア女王時代の日中のコートとして着用されていた。Rubinacchiは1930年代にこのコートを普及させ、そして価値を上げた最初のブランドだ。

 

 イタリア王室、俳優、上流階級たちに見られるように、アルスターコートは、タイムレスなスタイルと実用性、そして技術的な細部のおかげで長年着用されてきた。独創的な仕立ての素晴らしいコートだとされている。そして、どんな男の冬のレパートリーにも加えられる。

 

「アルスターコートは、作るのに最も手間がかかるデザインのひとつです。 マルティンガーラ(コートの背バンド)のような技術的な細部があるからです。1つのコートを完成させるのに10時間かかることもあります。」とRubinacciのクリエイティブディレクター、ルカ・ルビナッチ はのおかげで説明する。

 

「アルスターコートはRubinacciの重要なアイテムになりました。なぜなら世界中どこを探しても見つからないようなコートだからです。ビスポークと既製のどちらも用意しています。他のどのコートデザインよりも複雑で分かりにくい、そして私達の顧客はそのディテールとクオリティーの良さを分かっています」

 

 アルスターコートは後ろにハーフベルトか、マルティンガーラが付いていることで知られている。それはものすごく繊細な作りであるため、アルスターとその類似品は分けて区別される。

 

 ルビナッチ氏は、「アルスターは、イタリアのカセンティーノのようなタイプの素材が良く合います。そしてスポーティーなオーバーコートでありながら、クラシックなコートとしても使用できます。とても万能なコートなので、私たちのアイコニックなコレクションになりました」

 

 

 

Kit Blakeのオーバーコート

 

 

 クラシックなオーバーコートはこの冬見逃せない。すべての男性が持っているべき服ではないだろうか。 丁寧な作りの紳士服を専門としているロンドンのショップ、Kit Blakeが、伝統的なネイビーの、後ろにひだのついたハーフベルトがついているダブルブレストのオーバーコートをTHE RAKE別注で作り上げた。

 

「すべての男性は、ビジネスの装いのためのブレザーやスポーツジャケットの代わりにもなるような、素晴らしいオーバーコートが必要です。」とKit Blakeのクリエイティブ・デイ レクター、クリストファー・モドゥーは言う。

 

「私たちのクラシックなオーバーコートはロング丈で、ドラマティックで、 本当にとても素晴らしいコートです。バックにかかるボックスプリーツと、ベントではなくボタンのついた長く深いプリーツが優雅なシルエットを作っています。広いラペル、折り返したカフスを備えたスリーブなど、たくさんの特徴を持っています」

 

 

 

Mackintoshのレインコート

 

 

 200年以上の歴史を持つスコットランドのブランド、マッキントッシュは、防水コットンの新しい方法を開発したスコットランドの薬剤師、チャールズ・マッキントッシュによって生み出された。

 

 当時革命的だったこの発明は、ゴム引きアウターの発展を先導した。ここからマッキントッシュ、通称“マック”のコートが生まれた。

 

「2世紀経った今も、特徴的なボンデッドコットンのコートは、当初と同じ方法で、スコットランドのグラスゴー郊外の工場で作られています。並はずれた量の手作業と職人技が要求されるため、年に限られた数しか作ることができません。」とマッキントッシュのグローバルコマーシャルディレクター、アンドレア・アウストーニは言う。

 

「驚くべき時間と労力、そして思いがそれぞれのコートに注がれ、それがまさにマッキントッシュのコートを特別なものにしているのです。どんな天気も遮断し、実用的でタイムレスなデザインなので、まさに究極のウィンターコートと言えます。スーツにもカジュアルなジーンズにも合わせられます」

 

 マッキントッシュはスタートから完成まで一貫してひとりの卓越したクラフトマンが手作業で仕上げている。この工程こそが、服の品位を作っていて、長年着用できる物にしているのだ。

 

 アイコニックなマッキントッシュはダンケルド(オリジナル)、ダヌーン(ショート丈)とダヌーンフード(取り外し可能フード)、そしてクリストン(アイコニックなフード付きコート)の3つのシルエットから成る。