LOOK OF THE WEEK: COMBAT THE TEMPERATURE PLUNGE IN STYLE

この秋冬、鉄板のコーディネイトとは?

Friday, September 11th, 2020

夏も終わりを迎え、これからは肌寒い秋冬シーズンを迎える。そのため、ワードローブは重めの生地にシフトする必要があるだろう。この季節の変化に対応するために、最もスタイリッシュなコーディネイトを考えてみた。

 

by freddie anderson 

 

 

 

 毎日、季節や天候に関係なく、英国王室騎兵連隊のメンバーは、本部であるロンドン、ナイツブリッジのハイドパーク・バラックスからホース・ガード・パレードまで、ハイドパーク・コーナーを通り、コンスティテューション・ヒルやザ・モールに沿って、下っていく。

 

 騎兵連隊は、英国陸軍の最上級のふたつの連隊から構成されている。ライフガーズ連隊は赤いチュニックと白い飾りのついたヘルメットを着用し、ブルース・アンド・ロイヤルズ連隊は青いチュニックと赤い飾りのついたヘルメットを着用している。

 

 コンスティテューション・ヒルに沿って徒歩や自転車で通勤している人ならば、彼らがセレモニー用の服を着て行進している姿を見たことがあるかもしれない。

 

 数週間前に欧州を襲った熱波の最中は、シャツ一枚でも非常に不快だった。しかし重いヘルメットを被った連隊にとっては、どうだったのかを想像してみて欲しい。映画『トゥルー・グリット』に出てくる熊の毛皮服には及ぶまいが、焼けるような暑さの中、ヘルメットを被っていることは、連隊の“本物のガッツ”を示すことになった。

 

 

 

 

 さて、紳士服の世界では、ミリタリーをモチーフにしたデザインが多い。グルカ・トラウザー、トレンチコート、そしてもともとは軍用のライディング・トラウザーズやブリーチズのために作られたキャバルリー・ツイル・トラウザーだ。

 

 キャバルリー・ツイルは、その強度と耐久性が、王室騎兵連隊のための生地として選ばれた理由である。形崩れせず、ドレープ性にも優れている。

 

 季節が変わるにつれ、私たちはリネンや薄手のコットン素材から遠ざかっていく。その代わりに、キャバルリー・ツイルのトラウザーズを穿くことは、特にイタリアン・スタイルのきれいに仕立てられたジャケットと組み合わせる際には、とても賢い選択肢となる。

 

 

 

 

 

<デ・ペトリロのジャケット>

 その名を冠したテーラーリング・ハウスの創始者であるベネディット・デ・ペトリロは、この秋のコレクションで、ナポリのカポディモンテ美術館が持つ色合いをインスピレーションの源としている。印象的でアンティーク調のカラーが、ヴィンテージ風の生地と混ざり合い、見事でありながらもアンダーステイトメントな秋のジャケット・コレクションが誕生した。

 

 カシミアを使用したベージュとブラウンのジャケットは、デ・ペトリロのエレガンスと繊細さを見事に表現している。このソフトなテーラードジャケットは、2つのフラップポケットとノッチドラペルが特徴で、ニュートラルな色合いのラウンドネック・セーターのアウターとして完璧だろう。

 

 

DE PETRILLO

BROWN AND BEIGE JACKET

$ 1,120

KIT BLAKE

ENGLISH KHAKI CONNERY CAVALRY TWILL TROUSERS

$ 340

 

 

<キット ブレイクのトラウザーズ>

 THE RAKE限定のキット ブレイクの “コネリー “キャバルリー・ツイル・トラウザーズは、今シーズンのコレクションに追加された、ユニークで歓迎すべきアイテムだ。

 

 VBC製の弾力性のあるオールウール・ウーステッド素材を使用した伝統的なデザインのツイルで、色はイングリッシュカーキである。プリーツのないスリムなカットで、フロントには“ドロップクロス”ポケットがあり、玉縁ポケットのディテールが特徴だ。

 

 1960年代のプレイボーイたちのスタイルにインスパイアされたこのスタイルは、スポーツ・トラウザーズの中でも最も洗練されたもののひとつで、デ・ペトリロのジャケットと見事にマッチしている。

 

 

ALTEA

BEIGE CREW NECK JUMPER

$ 380

FRANCESCO MAGLIA

GREEN AND BLUE HOUNDSTOOTH AND WOOD FOLDING UMBRELLA

$ 260

 

 

<アルテアのニット>

 アルテアのルーツは、19世紀後半のミラノのエレガンスにある。最近では、白や青などのバリエーションに加えて、美しい色が混在したニットが注目を集めている。

 

 ジャケットの下にラウンドネックのニットを着るときは、柄や質感、厚みがぶつからないように注意が必要だ。今回は、イタリアのテーラーリングによくあるように、柔らかいベージュのセーターは、色も質感も主張しすぎず、デ・ペトリロのベージュとブラウンの控えめなジャケットの下に着ても、きれいにまとまる。

 

 シャツとネクタイが不要な場合は、この秋の低くなるといわれている欧州の気温を鑑みても、スマートで温かい組み合わせになるだろう。