GARUDA INDONESIA AIRLINE

バリ島へ行くなら、
ガルーダ・インドネシア航空

March 2019

 日本からの渡航先としても人気の高いバリ島へ行くには、日本から出ている唯一の直行便となるガルーダ・インドネシア航空を利用したい。空港は東京・成田国際空港か関西国際空港のふたつに限られるものの、乗り継ぐことなくバリ島のングラ・ライ国際空港へ着けるのは嬉しい。

 

 

 東京からは、エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスの3つ、関西国際空港からはエコノミークラスとビジネスクラスから選ぶことができるが、Rakishな諸兄たちには、ぜひビジネスクラス以上をおすすめしたい。特にビジネスクラスは、他線に比べるとリーズナブルであるにも関わらず、そのサービスが実にいいのだ。

 

 バリ島は筆者のお気に入りのバカンス先でもあり、毎回ガルーダ・インドネシア航空を利用しているため、今回は主観的な意見を入れつつも、ガルーダ・インドネシア航空をオススメする理由をいくつか挙げたい。

 

ビジネスクラスの座席。広々としたスペースが確保されている。

 

 

 まずひとつめは、その運航時間が理想的なこと。直行便とはいえ、日本からバリ島は約7〜8時間かかるが、現地へ到着してからも、日本に帰ってきてからも有意義に時間を使うことができるのだ。

 

 というのは、日本を出発するのが朝の11時で、バリ島への到着は夜の6時ごろ。そして帰りは深夜の1時ごろに出発し、日本には朝の9時ごろ到着する。夜遅くに日本に着く便だと、疲れを感じてしまう私のようなタイプには、このポイントは嬉しい。

 

ビジネスクラスのアメニティ。クラランスのハンドクリームやリップクリームは乾燥した機内でも心強い。

 

 

 ふたつめのポイントは、客室乗務員のサービスの質がこの上なく高いこと。それは、2014 年から5年連続で「ワールド・ベスト・キャビンクルー」を受賞していることが証明している。

 

 同アワードは英国のリサーチ会社、スカイトレックス社によるもので、同社は世界約300社以上の航空会社の品質を1つ星から5つ星までで評価もしており、ガルーダ・インドネシア航空は5つ星にも選ばれている。

 

 3つめとして挙げたいのは、機内食が美味しいこと。専任のシェフが機内で料理を仕上げる「シェフ・オン・ボード」を採用しているため、コース料理の完成度が非常に高いのだ。お酒の種類も実に豊富で、ワインに至っては、脚の長いワイングラスにて提供される。脚の短いワイングラスや、プラスチックのグラスを使用するエアラインが多いなか、ビジネスクラスでも地上と同じスタイルでワインを楽しめるのは、(些細なことのように思えるが)他と大いに一線を画しているポイントといえる。

 

 

 

 また、好きな時にオーダーできる軽食も非常に充実しており、バリ料理のサテや麺類はもちろん、フルーツやナチョスも揃っている。なかでも個人的にオススメしたいのが、エビ天うどん。大きなエビ天が2本入っている関西風のお出汁のうどんは、機内においても胃袋にやさしい美味しさで、安心感を与えてくれること間違いなし。

 

 しかもングラ・ライ国際空港でのチェックインは、ガルーダ・インドネシア航空専用のチェックインエリアがあるため、待ち時間はほぼ皆無。頭上にスクリーンがあるあのカウンターで手続きしなくていいのだ。待つとしても、そのエリア内に設えられているソファでくつろぎながら待っていればよい。そして、そのままプライオリティセキュリティゲートから出国が可能だ。

 

 とはいえ、エコノミークラスも人気があるのは事実。無料受託手荷物はなんと46kgまで可能であり、シートは人間工学に基づいた設計で快適なフライトを約束してくれる。ソックスや耳栓、アイマスクなどのアメニティセットの用意があるのも嬉しい。

 

 これだけの魅力が詰まったガルーダ・インドネシア航空。まずは一度、自身でその素晴らしさを体験し、感じてみてほしい。バリ島へ行くときには、ガルーダ・インドネシア航空以外選ばずにはいられなくなるだろう。

 

 

ガルーダ・インドネシア航空

TEL. 03-3240-6161

www.garuda-indonesia.com/jp/ja

 

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