EYEVAN “Capsule Collection”

新たな美学を創出したアイヴァン

February 2021

 

 1972年に“着る眼鏡”をコンセプトとして生まれた、日本初のアイウエアブランド「EYEVAN(アイヴァン)」をご存じだろうか。世界中から収集したアンティークアイウエアをデザインソースに、当時のデザインチームが美意識と感性を加え、熟練の職人がハンドメイドで仕上げた、ジャパンメイドのアイウエアブランドである。

 

 同ブランドの美しいデザインと確かなクオリティは、視力矯正道具としての位置づけだったネガティブなイメージを払拭するだけでなく、ファッションアイテムとしてアイウエアを楽しむという新しい潮流をつくり、世界中に多くの愛好家を生み出した。当時のプロダクトや手書きの図面からは、福井県鯖江の職人による高い技術力や、デザインチームの強い熱意を、今も色褪せることなく感じ取ることができる。

 

 その後、EYEVANは一時休止したのだが、今夏、待望の復活を遂げた。80年代中盤に生まれた、アイコニックな6つのフレームとサングラスをベースに、最新のテクノロジーと鯖江の伝統技術が融合することにより、比類なきカプセルコレクションとして復刻した。

 

 

E -0505 ¥33,000 E -0505- SG ¥38,000

 

 

 EYEVANを代表する「E -0505」は、ボストンシェイプのプラスチックリムを、マンレイブリッジと存在感あるデザインのヨロイパーツで構成した、コンビネーションフレームが特徴のアイコニックなモデルである。

 

 金属パーツは、一から型を作ることで当時のデザインを忠実に再現する一方、軽さと強度に優れたチタンに素材をアップグレードし、最新の技術で蘇らせている。また、特注の美しい鼈甲柄を中心としたオーセンティックなフレームカラー展開や、イタリア製の最高級ガラスレンズのサングラスを採用するなど随所にこだわりが光る仕上がりだ。

 

 

メタルフレーム ¥52,000 セルフレーム ¥48,000

 

 

 さらに、世界で活躍するデザイナー吉岡 徳仁氏が手掛けたアイウエアも新たに発表した。吉岡氏自らが着用するために、5年に渡るデザイン期間を経て実現したもので、彫刻的なディテールを忠実に再現するべく3次元デザインの図面で設計。イメージを最大限実現できるよう、メタルフレームは型作りから試行錯誤を繰り返し、セルフレームは鯖江の職人が0.1mm単位で完成させた。吉岡 徳仁氏のクリエイションと100年の歴史をもつ鯖江のクラフトマンシップが細部に宿る珠玉のアイウエアは、手に取る者を魅了するだろう。

 

 

アイヴァン PR

TEL.03-6450-5300

http://eyevanstore.com/

 

2018年9月6日に公開された記事を再掲載したものです。
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