ALL THE WAY TO BIG ISLAND

ハワイ島へはJALの直行便で決まり
<ラウンジ編>

August 2018

 こんなに魅力の詰まった「フォーシーズンズリゾート フアラライ」が位置するハワイ島コナへ行くには、JALの直行便を選びたい。一度就航がストップしていたハワイ島のコナ国際空港への直行便が、昨年の9月に復活したのだ。

 

 夜の9時に成田を出発すれば、7時間弱のフライトを経て、朝の10時にはハワイ島に到着。着いたその日から、丸一日フアラライを楽しむことができる。帰りの便は、お昼の12時にハワイ島を出発し、日本時間では翌日の16時頃着。遅すぎず、早すぎず、理想的な便といえる。毎日運航しているので、スケジュールも組みやすい。

 

 

 

 

 コナ便は、ビジネスクラスとエコノミークラスのみ。ビジネスクラス利用者であれば確実に使用できるのがサクララウンジで、一方、会員ステイタスを満たしていれば使用できるのが、ファーストクラスラウンジだ。今回は、特別にファーストクラスラウンジの全貌をお届けしたい。

 

 

ラウンジは出国手続きの場所からすぐ。誰でも迷うことなく辿り着くことができるだろう。

 

 

 ファーストクラスラウンジに足を踏み入れると、ベージュとブラウンを基調とした広々とした空間が広がり(写真は夜撮影したもの)、右手奥にはフードやドリンクコーナーが用意されている。

 

 フードメニューは、スープストックトーキョーのスープをはじめ、大人気のオリジナルビーフカレー、うどん、一口サイズのタパスまで、幅広いジャンルが用意されている。サクララウンジで見られるような混雑はなく、特にハワイ便が運航している夜の時間帯は、便が少ないため利用客も少なく、ゆったりと過ごすことができる。

 

 

椅子やテーブルの数も多く、広々とした空間が広がる。

 

 

 また、握りたてのお寿司を愉しめるのも、このラウンジだけの嬉しいポイント。ネタは週替わりになっていることが魅力。空港のラウンジで、目の前で握ってくれるお寿司を食べられるとは、何ともエンターテイメント性溢れるサービスだ。

 

 

日本の航空会社ならではの、細やかな配慮が感じられるドリンクコーナー。

 

 

 気になるお酒の種類も、サクララウンジとは一線を画すラインナップだ。サクララウンジでは揃えられていないレミーマルタン XOをはじめ、バレンタイン 17年、マッカラン12年や、山崎も揃う充実ぶり(時期によっては異なることもあり)。

 

 機内で食事は提供されるため、お寿司やカレーをつまみながら、くつろぎタイムとしたいところである。

 

 また、知られざるサービスとして、JALが提供しているのが、ジョン ロブによる靴磨きサービス。提供時間は20時までと限られているが、ハワイ便であればギリギリ間に合う。ハワイ島で革靴の登場機会は少ないかもしれないが、仕事から直行したときには、最低限の身だしなみとして、この嬉しいサービスを活用したい。

 

 

ブラシや靴クリームもジョン ロブの純正品。

 

 

 

→気になる座席・機内食は?