June 2019
A super sad true love story
悲劇の写真家、ボブ・カルロス・クラーク
その結果、ナショナル・ポートレート・ギャラリーで選りすぐりの作品が展示されることになり、また英国国立メディア博物館へ、100点もの作品が寄贈されたという。
彼の作品は着実に売れ続けており、購入者の多くは女性だという。また、カルロス・クラークが溺愛した娘のスカーレットが、写真家としてのキャリアを築きつつあることも感慨深い。彼女にとって、父親はやすやすと太刀打ちできる相手ではないだろうけれど。
パスカルは言う。
「カルロス・クラークは偉大な芸術家としての写真家たちの、最後を飾った存在だ。当時の彼のスタジオを思い出す……そこでは、彼こそがショーの主役だったのだ」