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“コーデュロイの王様”と評したい柔らかさ

MITSUKOSHI PREMIUM “Scabal Corduroy Suit”

Friday, November 15th, 2019

text hiromitsu kosone  photography jun udagawa  styling akihiro shikata

 

 

グッと下げたゴージラインに大きな上襟とラペル、そして肩幅を広めにとりつつ、柔らかに作った肩周り。ビスポークスーツならではのムードが濃厚に漂う一着だ。スーツ¥450,000~(オーダー価格)Mitsukoshi Premium、シャツ¥30,000~(オーダー価格)Choya Bespoke、タイ¥36,000、ニット¥99,000、チーフ¥32,000 all by RubinacciNihombashi Mitsukoshi(日本橋三越本店 TEL.03-3241-3311)

 

 

 

 世界で最もラグジュアリーな生地を作るマーチャントの一角としてお馴染みのスキャバル。だが同社の真価は、贅を極めた極上素材を圧倒的なワイドレンジでラインナップする懐の深さにこそある。スーパーファインウールやカシミアなどが有名だが、ほかにも知られざる名作生地がごまんとあり、見れば見るほどエキサイティングなのだ。その一例がこのコーデュロイ。細畝に織り上げられた生地はカシミアと見紛うほど柔らかく、ビロードのように美しいドレープを描き出す。優雅なロイヤルブルーの発色も、世界中のラグジュアリー・マーケットを相手にしているスキャバルならではの表現だ。

 

 この生地で仕立てるなら、肩幅やラペルを広くとり、シルエットにもゆとりを持たせたサルトリアルなスーツがおすすめ。ドレスアップも映える、最高にRAKISHな装いを築けるだろう。

 

約65カ国にものぼる一流テーラーとの取引で培った、グローバルな表現力がスキャバルの真骨頂。本来カントリーテイストな生地であるコーデュロイも、いかにもエグゼクティブが好みそうな、ソフィスティケイトされた表情にアップグレードされている。