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マリネッラ:家族の絆

E.MARINELLA: FAMILY TIES

Tuesday, October 29th, 2019

マリネッラの高品質なネクタイは

4世代のマリネッラ家の男たちに受け継がれたプロフェッショナルな英知の賜物なのだ。

 

by aobh o’brien-moody  translation miyuki sutoh

 

 

 ナポリのキアイア通りにあるマリネッラの店のドアは、1914年から変わらず朝6時半に開けられる。シンプルに見えるこのネクタイは伝統こそが特別な意味を持っているのである。伝統=それはこの一家が頑なに受け継いできた変わらぬレガシーを象徴するものなのだ。4世代のマリネッラの男たちによって育まれてきたこのブランドは、何よりも伝統が重んじられ、工房ではアイテム1点1点が愛情を持って丁寧に仕立てられてきた。

 

 愛情を込めて“ラボラトリオ”と呼ばれるその場所では、ハンドプリントで作られた英国製の生地が使われている。この “英国風ナポリのクラフトマンシップ”というユニークさが、他の伝統あるネクタイブランドと一線を画している。これこそがマリネッラであり、創業者のエウジェニオ・マリネッラ自身が、イギリス紳士の美意識に魅了されてそのスパイスを彼の小さな工房に取り入れスタートさせたものなのだ。

 

ネクタイ:レギュラー仕様¥24,000/セッテピエゲ仕様¥30,000/日本別注や特殊な生地を用いたライン¥37,000 E.Marinella (マリネッラ ナポリ東京ミッドタウンTEL 03-5413-7651)

 

 

 マリネッラは、400年も続く工房で熟練の職人によって丁寧に作られた英国シルクを使用している。このエレガントで洗練されていながら、ナポリの仕立て屋らしく陽気であざやかなネクタイは、現代の紳士達のワードローブにも溶け込み、アウトフィットに個性とセンスを与えてくれる。

 

 また、マリネッラはネクタイの技術に優れているだけでない。近年ナポリ本国ではフレグランスやグルーミングアイテムも展開している。これらも伝統とクラフトマンシップへの献身を反映させたデザインで、高品質な原料だけを使い長年培われた調香技術を採用している。ボトルにはネクタイの柄が入っていているのだが、ここにもまた唯一無二なマリネッラスピリットがみられる。だからいつも、見た目通りのエレガントさを肌で感じられるのだ。