Kioicho Plaza Clinic Vol.02

お金が少々かかってもいいから
とにかく「痛くない」
最高の歯科治療をしたい人へ

Tuesday, June 18th, 2019

———使い回しの道具が気になって仕方ありません。

 

「東北大学グループによる調査によると、約50%の歯科医がハンドピース(歯を削るドリルを取り付ける金属製の先端部分)を患者さんごとに交換していないそうです。手袋も患者さん毎に交換している歯科医は約50%しかいませんでした。残念ながら、日本の歯科医院は、欧米に比べると“不潔である”と言わざるを得ません。

 実は歯を削るタービンには、回転を止めたとき構造上陰圧がかかっており、口の中のものを吸うように出来ています。それを使い回すということは、前の患者さんの唾液や血液が、次の患者さんの口の中に出てしまうという恐ろしいことが起きています。これでは院内感染の原因になってしまいます。もちろん当院では、患者さんごとにすべてを交換し、ドイツ製の最新鋭の機械によって、徹底的な滅菌をしています。ここにも“患者数”の問題が横たわっています」

 

ドイツ、シロナ社の最新鋭のシステムを導入。最高レベルの清潔性を確保。

 

———保険診療と保険外診療は、何が違うのでしょうか?

 

「日本には国民皆保険という素晴らしい制度があります。しかし保険治療では、治療の方法、使う材料、治療の進め方などが、厚生労働省によって、細かく決められています。ですからお金に余裕のある人が、もっといい治療を受けたいと願っても、保険治療の範囲では、そういったことができないのです。例えば被せものや詰め物は銀歯が当たり前になっていますが、これは銀歯しか保険で認められていないからなのです。その結果、銀歯には有害物質が含まれているにもかかわらず、こんなに銀歯ばかり口の中に入っている国民は、世界的にみても日本人だけです。

 また保険治療は必要最低限のことしかできませんので、一度治療しても、虫歯が再発することが多い。虫歯→詰め物→虫歯再発→かぶせ物→虫歯再発→神経をとる→もろくなって歯が割れる→抜歯→残った歯を削ってブリッジ→虫歯再発→部分入れ歯→総入れ歯、という負のサイクルから抜け出すことができません。当院は保険外治療=自由診療を採用しておりますので、高レベルの治療を施すことができるのです。

 それでは、保険治療と無保険治療を組み合わせればいいじゃないかとおっしゃる方がいそうですが、それは禁止されています。」

 

オペ中の根深先生。最新鋭の技術を駆使できるのは、自由診療ならでは。

 

———大昔に治療した虫歯が10年以上放ったらかしです。このままで大丈夫でしょうか?

 

「岡山大学の森田らのデータでは、被せものや詰め物の寿命は平均約5~7年だそうです。ということは状況にもよりますが保険治療で施したものは、10年経っていれば、何か問題あるはずです。神経を抜いてしまっていると、痛みを感じないので、つい放ったらかしにしがちですが、これは一番よくないパターンです。知らず知らずのうちに虫歯が進行し、気がついたら、手遅れで抜歯しか選択肢がないということがよくあります。

 日本の、特に昔の歯医者は、治療後痛みが出ないようにどんどん神経を抜いてしまうのですが、神経を抜くのは歯のためには非常によくない。神経を抜いたら、歯はもろくなり、歯の寿命を短くするばかりです。当院では、なるべく神経を抜かずに治療することを心がけています」

 

 

保険治療の寿命は10年以内。痛みがなくても、歯科医院へ行くこと。

 

———将来入れ歯になるのは嫌です。どうすればいいでしょう?

 

「歯を失う原因は、ほとんどが歯周病と虫歯です。特に歯周病は痛みがないまま歯を失うまで進行するので、痛いときだけ歯医者に行くという日本では、歯を失う原因の第1位になっています。また前述のとおり虫歯も保険治療を繰り返していると、負のサイクルという典型的な流れで入れ歯になっていきます。一生入れ歯を使わずに自分の歯を残すには、まず歯磨きや定期検診などの予防をしっかり行うこと。そして歯周病や虫歯が再発しないような質のいい治療を受けることに尽きます。具体的に質のいい治療とは・・・虫歯治療では、二次的な虫歯は歯と金属のスキマから虫歯菌が侵入して再発しますので、質のいい材料で、精密に作られた詰め物やかぶせ物を、スキマなく接着できる材料で歯に接着することが重要です。治療に使用する材料や、型を取る材料、接着する材料まで制限されている保険治療ではこのような治療はできないので自由診療という選択になるのです。自由診療というとセラミックで白くするなどの見た目を重視した治療が中心に思われがちですが、歯の寿命を延ばすために自由診療という選択もあるのです」

 

 

———インプラントに興味がありますが、具体的には何がいいのでしょう? また期間や費用はどのくらいかかりますか?

 

「インプラントとは歯を失ったところの骨に、根っことなる土台を建てて、その上に人工歯を取り付ける技術です。違和感がなく、まるで自分の歯のように使えます。また入れ歯やブリッジのように他の歯を犠牲にしないので、歯全体の寿命を延ばせるところもメリットです。骨を削る際は、先ほどの静脈内鎮静がおすすめです。寝ている間に、すべて終わります(笑)。根っこの部分が骨と結合するまで3〜4ヶ月必要ですから、トータルで4ヶ月〜半年ほどかかります。値段は一概には言えませんが、1本50〜60万円位です。

 気をつけて頂きたいのは、同じインプラントでもさまざまなメーカーのものがあるということです。最近では激安を謳ったインプラントもありますが、粗悪な製品だったり、コピー製品だったりと、何かと問題が多いのです。他の医院で失敗して、当院へ駆け込んで来る方が後を絶ちません。一度失敗したインプラントをやり直すのは大変です。当院のインプラントは、50年以上の歴史を持ち、インプラントを最初に開発した、スウェーデンのノーベル・バイオケア社のものを使っています。間違いなく、世界一の品質です」

 

写真提供:ノーベル・バイオケア社

 

———歯が黄ばんでいるのが気になります。白くしたいのですが・・・

 

「歯を白くする方法は、大きく分けて3つあります。まずはクリーニング。歯の表面についたヤニや茶渋などを掃除するだけでも、歯は白くなります。それから、いわゆるホワイトニング。漂白剤を使って光を当てて歯を白くする技術です。最後に歯そのものに被せものをしてしまうことです。実は芸能人など歯が真っ白な人は、たいてい被せものをしています。

 この中でどこまで白くしたいかの希望に合わせて方法を選択していくのですが、まずは一般的に言われているホワイトニングについて説明したいと思います。当院では長年の研究と実績のある世界シェアNO.1のフィリップス社の最新ホワイトニング、ZOOM WhiteSpeed(60,000円)を導入しています。歯に3回ホワイトニングジェルを塗って光を当てる施術を約90分で行い、1回の通院で終わるのが喜ばれています。欠点としては、それぞれ個人差はありますが、しみる症状が出ることがあること、どこまで白くなるか予測不能ということ、数年で後戻りをしてしまうことが挙げられます。しみる症状は一時的なもので1日でなくなり、歯にもダメージはないので安心してください。

 どこまで白くしたいのかの希望によって、クリーニング→ホワイトニング→かぶせ物と方法を検討していくのがいいと思います。当院ではかぶせ物には、フルジルコニアという見た目と強度に優れた材料を使用して、多少の歯並びの修正も行うことができます。かぶせ物は色も形も自由に選択できるので、理想的な色と歯並びを実現できますが、健康な歯を削るというリスクもあるので慎重に検討したほうがいいと思います」

 

ZOOM WhiteSpeed ¥60,000

ホワイトニング治療前  /  ホワイトニング治療後

 

———歯磨きでは取れない汚れがあると聞きましたが、定期的に歯医者へ行くべきですか?

 

「歯が痛くなくても、定期的にいらして下さい。日本では痛くなくても歯医者へ行く人は、ほんの数パーセントだそうですが、歯の先進国スウェーデンでは90%以上の人が定期的に通っています。3ヶ月に1回のペースでクリーニングするのがおすすめです。当院ではきっちり1時間かけて、普段の歯磨きではとれない汚れを落とします。これで1万円はお得だと思いますよ(笑)。後ほどご紹介する口内除菌+クリーニングだと2万5000円です。予防効果が全然違ってきます」

 

時間をかけて普段の歯磨きではとれない汚れを落とします。

 

———自宅でのケアは、どうすればいいでしょうか?

 

「とりあえずおすすめなのは、音波歯ブラシです。フィリップスの“ソニッケアー”はいいですね。データによると、手磨きの10倍の効果があるそうです。それからデンタルフロスや歯間ブラシなどを必ず併用することです。歯間ブラシを使うと歯と歯の間のスキマが大きくなるからやめたほうがいいという人がいますが、まったく逆です。これに口内除菌水MeDeS®(メデス)を組み合わせれば、完璧ですね」

 

画像提供:株式会社フィリップス・ジャパン

 

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