THE ULTIMATE CARS FOR A RIVIERA JAUNT

フレンチ・リビエラに
似合うクルマ Best8

Thursday, January 23rd, 2020

 

5. 1961年型メルセデス・ベンツ190 SL

 

 

 メルセデス・ベンツ190 SLコンバーチブルは、前述のアラン・ドロンが実生活で愛用したことで知られる。ガルウィング・ドアで有名な300SLと同様に、ミッドセンチュリー時代のクラシックとして人気を博している。 しかし300SLは、日差しの強い夏には車内がうんと暑くなる可能性があるため、リビエラ・クルージングには190SLが最適であろう(暖かい時期に、ドアを跳ね上げて動き回る300SLを見たことがある)。

 

 フランソワ・トリュフォー監督の名作『アメリカの夜』(1973年)では、ジャクリーン・ビセットが、美しい赤の190 SLでコート・ダジュールを駆け抜ける。この映画でのメルセデスは、飛び抜けてカッコよかったが、他にも1968年型BMW 1600、1967年型シボレー カマロ、1970年型アルファ スパイダー1300ジュニア、および1965年型トライアンフ スピットファイア、MG-Bなど、たくさんのクールなクラシック・コンバーチブルが出てくる。

 

 

6. 1962年型 メルセデス・ベンツ300 SE

 

 

 1980年代の映画『ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ』(1988年)は、『寝室ものがたり』(1964年)のリメイクである。オリジナルの内容は、デヴィッド・ニーヴン(イアン・フレミングが、ジェームズ・ボンドとしてイチ推ししていた俳優)とマーロン・ブランドが、コート・ダジュールを舞台に、詐欺合戦をするというものだ。

 

 ニーヴン演じる手練れの詐欺師、ローレンス・ジェイムソンがターゲットのリッチな女性を騙すのは、架空のリゾートタウン“ボーモント-シュール-メール”だ。彼の愛車が、1962年型メルセデス・ベンツ300 SEカブリオレなのである。

 

 

7. 1974年型 ロールス・ロイス コーニッシュ

 

 

 映画『寝室ものがたり』(1964年)の陽気な80年代のリメイク、『ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ』(1988年)では、デヴィッド・ニーヴンがマイケル・ケインに置き換えられ、オリジナルのメルセデス・ベンツ300 SEカブリオレは、1974年のロールス・ロイスコーニッシュ・コンバーチブルとなっていた。まるで地を行く豪華ヨットのようなクルマである。

 

 1970〜80年代のコーニッシュは、いま底値で売られている。良好なコンディションのクルマが、5万から7万ドルの安さだ。このオールド・スクールなクルマは非常に快適で、リビエラをツアーするにはまさに最高の手段といえる。

 

 

8. 1986年型 フェラーリ モンディアル

 

 

 映画『ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ』(1988年)で、スティーブ・マーティンによって運転される白いフェラーリ モンディアルは、1980年代のリビエラにぴったりの乗り物だ。

 

 ロールス・ロイス コーニッシュのように、かつてはハンドルを握ることなど考えられなかったクルマが、今では、非常に手頃な価格となっている。後期型のモンディアルは、新しいビュイックのSUVより安く買えるだろう。デュラン・デュランのカセットをデッキに差し込み、サン=ジャン=カップ=フェラを、優雅に流してみたいものだ。

 

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