MASERATI GRAND TOURING 2019 -北海道編-

自然に棲み、自然を食らう

Friday, February 21st, 2020

マセラティを足にして、全国を回るという贅沢な企画“グランド・ツーリング”。

今回は北海道へ上陸し、大自然の懐に抱かれ、その恵みを食した。

フラッグシップセダン、クアトロポルテは、広大な北の大地を伸び伸びと駆け抜けた。

 

photography rowland kirishima

 

 

Maserati Quattroporte S

息を呑むような美しいボディに、強力なエンジンを搭載したマセラティの誇るフラッグシップセダン。性能的にはスーパーカーだが、あくまでもジェントルな佇まいが魅力だ。全長×全幅×全高:5270×1950×1470㎜、エンジン:3lV6、最高出力:430ps、最大トルク:580Nm、最高速度:288km/h、0-100㎞/h:5.0秒   ¥14,650,000~ Maserati(マセラティ コールセンター Tel.0120-965-120)

坐忘林のエントランス前に佇むクアトロポルテ。建築家・中山眞琴氏が手がけた建物は、ウルトラモダンながら、周囲の大自然に不思議と溶け込んでいる。

 

 

 イタリアの名車マセラティを駆り、日本全国を巡る贅沢な企画“グランド・ツーリング”。今回の目的地は北海道である。その起点として選んだのは、今世界中から羨望を集める“RYOKAN”「坐忘林」だ。

 

 ダケカンバ、ナナカマド、ナラなどの巨木が立ち並ぶ原林に、突如ウルトラモダンな建物が現れる。各部屋に設えられた露天風呂に視界を遮るものは何もなく、原野はどこまでも広がり、遠くには蝦夷富士と呼ばれる美姿の羊蹄山を望むことができる。

 

 英国人アートディレクター、ショウヤ・グリッグ氏の美意識が宿の隅々までいきわたっており、壁に飾られたアートから使われている食器ひとつに至るまで、すべてにおいてセンスがいい。

 

 坐忘林が位置する倶知安町は、良質なワインディング・ロードに恵まれている。マセラティのフラッグシップセダン、クアトロポルテを走らせるのに、これ以上のステージはない。430馬力を誇る新型3ℓV6エンジンは、その大きく伸びやかなボディを軽々と加速させる。

 

 

 

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