From Kentaro Matsuo

THE RAKE JAPAN 編集長、松尾健太郎が取材した、ベスト・ドレッサーたちの肖像。”お洒落な男”とは何か、を追求しています!

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大西慎哉さん

大西慎哉さん

ハケット ジャパン セールスマネージャー

text kentaro matsuo photography tatsuya ozawa

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 ハケット ジャパンの大西慎哉さんのご登場です。184cmの高身長に、ブリティッシュ・トラッドが、いつもよくお似合い。いま日本で“ミスター・ハケット”といえば、彼ですね。

「学生時代から洋服は大好きで、DCやイタリアンなど、いろいろなものを試していたのですが、男の服は突き詰めていくと、どうしても英国になる。しかし、当時の日本で手に入る英国ブランドは、どれもライセンスばかりで、私が本や雑誌で接していた英国物とは全然違ったんです。そんな時にハケット ロンドンと出会って、『これぞ本物だ!』と思いました」

 

以来、ずっとハケット一筋かと思いきや、アクアスキュータムやドン小西さん率いるフィッチェ・ウォーモなどに在籍されており、ハケットのスタッフとなったのは、ハケットジャパン社設立メンバーとして、2008年からだそうです。

「ついに、念願叶ってハケットという感じですね。パッと見は普通なんだけど、よく見ると歴史を感じさせるディテールが堪らない・・この良さを、多くの人に伝えたいです」と意気軒昂です。

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スリーピース・スーツは、もちろんハケット ロンドン。

「オーダー品で、フォックス・ブラザースの“レジェンズ・イン・フランネル”というコレクションで仕立てています。これはウィンザー公やフレッド・アステアなど、歴史上の洒落者が愛していた柄を復刻したもので、私がいま着ているのはチャーチルの復刻ファブリックで仕立てたものです」

1つボタン、ターナップカフ、2個ずつ配された袖ボタンなど、見どころいっぱいのスーツです。

 

タイとカフスもハケット ロンドン。チーフはターンブル&アッサー。

シャツはジャーミン・ストリートのヒルディッチ&キーでオーダーしたもの。

「背が高くて、手が長いので、オーダーでないと合わないのです」

うらやましいですねぇ。

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2つのシールリングは、RUST。日本人による在英国ブランドで、デザイナーの内海さんと初めての出会ったのは、ポートベローのマーケットだったそうです。

「家族と私のイニシャルを図案にしたものが彫られています。例えば、大西→O(オー)→OAK→樫の木といった具合」。なるほど、素敵なアイデアですね。

時計はアスプレイです。

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 シューズはジョージ・クレバリー。

そしてご自慢のバッグはグローブ・トロッターです。

「もう10年くらい使っています。内側にペンや小物を収納できるようになっているので便利です。ハケットやグローブ・トロッターのレアなステッカーが貼ってあります」

 

すべてのアイテムが英国ブランドでした。流石です。

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取材当日にわかったのですが、大西さんと私は二人とも1965年生まれ、同じ年でした。大学時代はバブル真っ只中で、ブリトラに落ち着く前は、フィッチェ・ウォーモ、アーストン・ボラージュ、ルナ・マティーノ(知っていますか?)、そしてヴェルサーチやアルマーニなどを愛用していたそうです。

大学時代には六本木で、学生を集めて大規模なパーティを企画したりもしていたそうですから、当時は相当な遊び人ですね。

(ちなみにその頃の私は古着を着て、家で一日中テレビゲームをしていました。六本木がどこにあるのかも、よく知りませんでした)。

 

現在では、どこから見てもブリティッシュ・ジェントルマン然とした大西さんですが、その中身は、意外と“ちょいワル”かも知れないと思った次第でした。

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