THE CHIVAS MASTERS 2017

ザ・シーバス マスターズ世界大会で
日本人バーテンダーが優勝

Saturday, October 14th, 2017

text chiharu honjo

 

 スコッチウイスキー「シーバスリーガル」主催による、カクテルコンペティション『THE CHIVAS MASTERS 2017(ザ・シーバス マスターズ 2017)』の世界決勝大会が東京で開催され、中国代表として出場した日本人バーテンダー、鈴木敦氏が見事優勝し、世界チャンピオンに輝いた。

 

 

 第4回目を迎える本大会は、第1回と第2回はニューヨーク、第3回は上海で開催。今年は、現代的なバーテンディングが世界的に注目される都市として、東京で初開催した。当日は、15ヵ国で開催したローカル大会の優勝者がファイナリストとして東京の世界決勝大会に集結。東京での様々な体験からインスピレーションを膨らませ、5日間にわたる5ラウンドのマスタークラス&チャレンジで、個人およびチームでのバーテンディングの技を競い合った。

 

 

 大会では、個人のバーテンディング技術に秀でるだけでなく、バー・チームの指導力も審査の基準となる。個人競技の第4ラウンド終了後、上位5名を選出。最終ラウンドでは、選ばれた5名が各リーダーとなってチーム戦を行い、総合的な審査の結果、優勝者“ザ・シーバス マスターズ グローバル・チャンピオン”と優勝チーム“ザ・シーバス マスターズ コレクティブ・チーム”が決定した。

 

 優勝した鈴木氏は、個人競技もチーム戦も一貫して日本の伝統的なバーテンディング技術を発揮。チーム戦では、ホスピタリティ業界のパイオニアであるエキスパートのIain Griffiths氏の指導のもと、チームメイトのメキシコ代表Haydée Barron Flores氏と、香港代表Ryan Nightingale氏と協力し、チームを優勝へ導いた。

 

 鈴木氏は、素晴らしいカクテルが人々を結びつけるということから着想を得て、ドリンクス・リチュアル(飲み物の作法)として「THE DOUBLE TALK(ザ ダブル トーク)」を創作。日本特有のクラフトマンシップや丁寧なサービス、細部への心配りを表現した。また、共有されることを念頭に置き、世界中のあらゆる国々でカスタマイズして適応できるようにつくられたのも秀逸であった。

 

 

 トップ5には、日本代表で出場した櫻井将人氏も選ばれ、東京大会は日本人が華々しい成績を修める結果となった。選出された代表が所属するバーは、いずれも一流店が名を連ねているので、各国を訪れた際にグラスを傾けてはいかがだろう。

 

THE DOUBLE TALK

レシピ:シーバスリーガル12年 40ml / カンパリ 20ml / ビアンコ・べルモット 20ml

ガーニッシュ:抹茶塩、または各国でカスタマイズ

全てを混ぜ合わせ、ロックグラスに入れた角氷の上から注ぎ、シェア用にサイドサーブを一緒に提供する。

 

ザ・シーバス マスターズ 2017 世界決勝大会 トップ5

中国代表 鈴木敦氏(所属:Sober Company / Speak Low / 上海)

日本代表 櫻井将人氏(所属:The Bar 草間 GINZA / 銀座)

フランス代表 Hyacinthe Lescoët氏(所属:Les Grands Verres / パリ)

スイス代表 Roger Grüter氏 Angels’ (所属:Share / バーゼル)

アメリカ代表 Adam Schmidt氏(所属:PDT / ニューヨーク)

 

ザ・シーバス マスターズ 2017 優勝チーム

チームリーダー:鈴木敦氏

メンバー:メキシコ代表Haydée Barron Flores氏(所属:Oliveria Cocktail Bar/グアダラハラ)香港代表Ryan Nightingale氏(所属:Aberdeen Street Social/香港)

 

シーバスリーガル / ペルノ・リカール・ジャパン株式会社

TEL:03-5802-2671

HP:http://chivas-regal.jp