L.U.C L’ART D’UNE MANUFACTURE

北京にて開かれた、
ショパール一夜の夢

Wednesday, January 24th, 2018

 

古くから「時」と対峙してきた悠久の都、北京にて、

マニュファクチュールの威信をかけた一大イベントが行われた。

 

アジアで初となるエキシビジョンのために、北京の名高い天趣園は美しくライトアップされた。中国風建物にショパールのロゴマークが映える。

1階にて歴代の時計展示、2階にてディナーパーティが催された。

 

 

 映画『ラストエンペラー』の舞台となったことで知られる中国・北京の紫禁城は、東京ドーム15個分という広大な敷地を誇る、世界最大の木造建築群である。その一角に、故宮博物院鐘表館という一風変わった博物館がある。ここには当時世界一の時計コレクターであった、清朝皇帝が集めた、数百点の時計コレクションが並べられている。金銀宝石に彩られたからくり時計、天体時計、巨大水時計などの類で、その豪華さと物量は見る者を圧倒する。悠久の歴史を有するかの国では、「時」というものに対する執着にも、並々ならぬものがあったのだ。

 

 スイスのマニュファクチュール「ショパール」が、アジアで初めての「L.U.C-l’Art d’une Manufacture」エキシビションの舞台として北京を選んだのは、そんな歴史的背景も鑑みてのことに違いない。清王朝の皇宮公園内に建てられた名高い迎賓館“天趣園”には、ショパールL.U.Cコレクションの今日に至るまでの変遷と注目の新作が、所狭しと展示された。

 

 

十二支や想像上の動物などをモチーフにした、実に中国らしいコレクション。日本の蒔絵技術を用いて製作されたタイムピースも展示された。

 

 

 1990年代初頭、ショパール共同社長カール-フリードリッヒ・ショイフレ氏は、創業者ルイ-ユリス・ショパールのウォッチメイキングの伝統の復活を掲げた。ショイフレ氏はスイス・フルリエの地にて、すべてのムーブメント部品を製造できる本格的な時計工房=マニュファクチュールを設立し、数多の障壁を乗り越えて、1996年には、初の自社開発ムーブメントCal.L.U.C 1.96(現96.01-L)を送り出すことに成功した。

 

「われわれがユニークなのは、今でも家族経営で、独自の信念を貫いているところです。L.U.Cウォッチの製造は、ジュネーブとフルリエのマニュファクチュールにて行われています。ケースの鍛造・切削、ムーブメントの部品製造・組み立て、そして装飾まで、すべてです。マニュファクチュールとすることによって、素早い開発ができますし、よりクオリティの高い製品をお届けできるのです」とショイフレ氏は胸を張る。

 

 

談笑するドニー・イエン氏とカール-フリードリッヒ・ショイフレ氏。

 

 今回のイベントでは、いくつかのスペシャルな新作が発表された。複数のタイムゾーンを同時に表示する「L.U.C タイム トラベラー ワンスペシャル 北京 エディション」は、世界8本限定にてリリースされた。また、栄えあるジュネーブ ウォッチメイキング グランプリ2017の最優秀賞を獲得した最新のミニッツ・リピーター「L.U.C フル ストライク」は、その美しく大きなチャイムを会場に響かせていた。

 

 中国十二支が彫金された「L.U.C パーペチュアルT-スピリット・オブ・チャイニーズ・ゾディアック」と、同じく十二支をモチーフとし、日本の蒔絵技術による見事な漆文字盤を持つL.U.C XPシリーズは、集まった中国の時計ファンの嘆息を誘っていた。

 

 

新作「L.U.C タイム トラベラー ワンスペシャル 北京 エディション」。都市名表記の北京が赤文字となっている。世界限定8本。

 

 そして、スペシャルゲストとして招かれたのは、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や、『イップ・マン』シリーズなどで知られる香港のトップアクションスター、ドニー・イエン氏だ。ロケ先のモンゴルから、はるばる駆けつけた。イエン氏は、ショパールの大ファンであるという。

 

「ショパールの伝統、そして揺るぎない哲学に惹かれます。先日ハリウッドのTCLチャイニーズ・シアターで行われたハンド&フットプリントの式典でも、ショパールをしていたんですよ」

 

 

スペシャルゲストは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』や『アイスマン』で知られる香港のアクションスター、ドニー・イエン氏。

「L.U.C タイム トラベラー ワン」を愛用するショパール・ファンとしても知られている。

 

 

 イエン氏の愛機は、「L.U.C タイム トラベラー ワン」のプラチナモデル。世界を飛び回るスターに相応しい1本だ。

 

「映画作りにおいては、さまざまな過去の遺産・経験を生かしつつ、そこから新しいものを生み出していきます。それはひとつのアートといってもいいでしょう。ショパールのウォッチメイキングも似ています。歴史に学び、それに甘んじることなく、新しい挑戦もしている。ブランドとしては、まさに世界一だと思っていますよ」

 

 イエン氏をはじめ、中国を代表する俳優・女優を迎えて饗されたディナーは、ひときわ華やかな雰囲気に包まれた。世界のセレブリティを虜にするショパールとL.U.C コレクションの魅力を、余すところなく堪能できた一夜だった。

 

 

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