CHECK PLEASE!

チェック模様をうまく着こなす方法

Thursday, March 7th, 2019

今年のピッティ・ウォモにおけるベスト・ドレッサーたちは、例外なくチェックを身につけていた。

彼らを見習って、うまくチェック柄を着こなす方法を伝授しよう。

 

text chris cotonou  photography jamie ferguson

 

 

 

 

 タータンでも、プリンス・オブ・ウェールズでも、ウィンドウ・ペインでも、千鳥格子でも、今シーズンは、特にチェック柄がオン・トレンドだ。もちろんチェックは、いつの時代も愛されてきた柄だが。

 

 今回のピッティ・ウォモでよく見られたのは、アイビーリーグや英国のカントリー・スタイルのような、昔ながらのチェックをそのまま着る手法だ。チェックは決して時代遅れにならず、いかにさまざまなパターンのチェックが存在するかを、思い出させてくれるような着こなしだ。

 

 派手過ぎず、地味すぎず、チェック柄は月並みな装いを個性的なものへと変えてくれる。チェックはどんな色柄、素材でもファッショナブルであるばかりでなく、あなたのキャラクターをより引き立たせてくれるだろう。但しそのためには、正しい選び方と着こなし方が重要だ。

パターンを選ぶ

 

 パターンが特に異なっていない限り、2つの異なるプリントを混ぜ合わせたり、合わせたりすることは避けるのが最善だ。色が似ている場合は特に。チェック着用のポイントは、アイテムをひとつに絞ることだ。たとえばマドラスとタータンのように、衝突するパターンに身を包むと、まるでテーブルクロスが浮いているように見えてしまう。

 

 それぞれのプリントは独自のキャラクターを持っている。もし、どうしてもパターンをミックスさせる必要がある場合は、1個の服飾アイテムと1個のアクセサリー(スカーフやソックスなど)くらいに止めておくべきだ。

 

 それぞれのパターンの大きさを変えれば、失敗することは少なくなる。チェックパターンにおいては、すべて“少なめ”がいいのだ。1月のピッティでのスナップを見つつ、いかにしてチェックをワードローブに取り入れるか、研究して欲しい。

スーツとオーバーコート

 

 チェックのテーラード・アイテムは、今年のマストアイテムだ。例えばリング・ヂャケットやチフォネリが作るチェック・スーツやジャケットは、実にリラックスした表情を持つ。

 

 基本的には、すべての男性は少なくとも1着(できればウール製)のチェック・スーツを持つべきだ。どれを選ぶか苦労しているのであれば、スティーブ・マックィーンを参考にするといいだろう。20世紀半ばのハリウッドを彷彿とさせるトーンを持ったチェックだ。プリンス・オブ・ウェールズ・チェックのフランネル・スーツなどが好例だ。

 

 もう少し強めのチェックを選ぶ際は、すべてのチェックはそれぞれのキャラクターを持っているので、あなたに似合うパターンを時間をかけて見つけるべきだ。

 

 いずれにせよポイントは、マックィーンの着こなしと同様に、ジャケットに基本的なアイテムを組み合わせることだ。あまりにも多くの人々が、スーツのプリントよりも大きいパターンのネクタイやシャツを身に着けて、コーディネイトを台無しにしている。

 

 

 これを避けるために、ピッティにおけるルカ・ルビナッチ氏などの着こなしを参考にしたい。彼らはチェックのジャケットを、落ち着いた色合いのロールネック・セーターと合わせている。グランサッソーなどのブランドがおすすめだ。黒やグレイのロールネックは、チェックのパターンを引き立たせてくれる。

 

 同じように、デニム・シャツとストライプ・タイはトレンド・アイテムであり、チェックのジャケットと組み合わせれば、センスの良い着こなしとなる。繰り返しになるが、要素は“少ない”ほうがいいのだ。

 

 どのアイテムを選んだらいいのかわからない場合は、思い切って大胆なチェックのアウターをチョイスするのも手だ。アウターコートは一日中着ているわけではないから、少々派手なものを選んでもかえって気にならないし、大柄なチェックを上から羽織るのは、大きなインパクトを与える。インナーのスーツやジャケットが地味であれば、なおさらだ。