Tuesday, September 19th, 2017

ジャガーの名車をレストアした
世界で最も美しい電気自動車を発表

 ジャガー・ランドローバー・クラシックが、英国ロンドンのセントラル・セント・マーチンズ・カレッジで開催された「Tech Fest 2017」にて、ジャガーが誇る名車「E-TYPE」をレストアし電気自動車にした、「E-TYPE ZERO」を世界初披露した。

 英国コベントリーにオープンしたクラシック・ワークスで製造された「E-TYPE ZERO」は、1968年式「E-TYPE Series 1.5 Roadster」をベースにレストアし、最先端の電動パワートレインを搭載。フェラーリの創始者であるエンツォ・フェラーリ氏から“世界で最も美しい車”と称賛された「E-TYPE」で、初めてゼロ・エミッションを実現した。特別に開発された電動パワートレインは、現行のガソリン・エンジンやトランスミッションと同じ重量・寸法にしていることから、車体の基本構造を変更する必要がなく、前後重量配分も変わらないため、オリジナルの「E-TYPE」のような走りとハンドリング、乗り心地、ブレーキングが可能だという。

 このユニークな電動パワートレインは、発売を予定しているSUV「I-PACE」のテクノロジーやコンポーネントにも取り入れていくというから、今後も進化するEV(電気自動車)に注目したい。

 

 

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