Wednesday, February 22nd, 2017

ドルチェ&ガッバーナの最高傑作
珠玉のタイムピースが完成

ドルチェ&ガッバーナから、美しい意匠を凝らした機械式ムーブメント・ウォッチのメンズコレクション「Alta Orologeria(アルタ オロロジェリア)」が誕生した。ミラノ・スカラ座で開催されたアルタ サルトリア(メンズオートクチュールショー)期間中にデビューを飾ったこのモデルは、作曲家ジュゼッペ・ヴェルディが創作したオペラから、デザイン・設計を着想。いずれのモデルも芸術性は勿論のこと、不思議な魅力に満ちており、唯一無二の仕上がりになっている。
今回のプロジェクトは、完成までに2年の歳月を要し、スイスで特別に開発されたムーブメント「ドルチェ&ガッバーナ キャリバー」を搭載。時が経過しても価値が失われることがない、類まれな逸品だ。機能性と優美さが見事に調和した最高傑作を、是非とも手に取ってみたい。

Alta Orologeria(アルタ オロロジェリア)価格未定
(写真1枚目)
オペラ「オテロ」にインスパイアされた機械式時計で、20世紀初頭の手巻きムーブメントを搭載。洗練されたローマ数字のインデックスを配したマザーオブパール製のダイヤルは、翼を持つライオ ンと松明によって支えられ、その意匠は両側から見えるようにデザインされている。ベネチア・バロック様式のベゼルとハンドエングレービングによる豪華なディテールが見事だ。
(写真2枚目)
オペラ「ナブッコ」からインスピレーションを得た時計で、作曲家ジュゼッペ・ヴェルディに関わりのある大天使ミカエルに捧げたウォッチ。熟練した金細工職人の手で入念に彫った後、エングレービングされ、表裏一体のようにベゼルと調和している。6時位置には極めて複雑なトゥールビヨン機構が見え、ブリッジにはDGのエングレービングが施してある。ケースバックはシースルー仕様となっており、太陽の形をした回転錘を見ることができる。
(写真3枚目)
「マクベス」から着想を得たトゥールビヨン付きクロノグラフ。ひとつのボタンによる操作でタイムを記録することができ、全てハンドメイドでエングレービングが施されたダイヤル内には、約100時間のパワーリザーブ・インジケーター、セコンド・カウンターとミニッツ・カウンターが設けられている。ケースとブレスレットにはミル打ちが施され、シースルー仕様の裏蓋からは、ブリッジ部分に施された優美な装飾を鑑賞することができる。
(写真4枚目)
オペラ「ドン カルロ」にインスパイアされたウォッチ。卓越した職人技が光る透かし細工、魅力的なバーリリーフやエングレービング、そして光輝くクッションカットのグリーン・エメラルドが施され、蓋を開けると、光沢あるひとつのヒスイから丹念に彫られたダイヤルが、見る者の目を惹きつける。この時計のユニークな構造は、音で時刻を知らせるチャイム機能(リピーター機構)にあり、高音と低音のスモール・ハンマー音で時刻を知らせてくれる。