Tuesday, June 28th, 2016

サルヴァトーレ フェラガモ
芸術遺産の修復に1500万ユーロを寄付

 イタリア・フィレンツェ市庁舎で開催された記者会見で、サルヴァトーレ フェラガモ社が、シニョリーア広場にあるネプチューンの噴水修復の費用を1500万ユーロ寄付することを発表した。今回改修されるのは、コジモ一世の依頼で彫刻家バルトロメオ・アンマナーティが制作したフィレンツェ初めての公共噴水。街のシンボルとして最も広く知られた噴水が修復され、往年の華麗な姿が甦ることになる。
 フェラガモ社は、創立以来、芸術や文化の世界と密接な関係を保ち続け、フィレンツェを中心としたイタリアの文化を振興して芸術遺産を保護するスポンサーシップを発揮。サルヴァトーレ・フェラガモ ミュージアムの設立をはじめ、フィレンツェ五月音楽祭を創設し、サンタ・トリニータ橋 の寓話像(1996 年)やサンタ・トリニータ広場の正義の柱(1998 年)、ウフィツィ美術館の8つの展示室(2015 年)など、重要な修復プロジェクトに資金を提供してきた。フィレンツェが与えてくれたものへの感謝の証として、文化の保護に貢献するフェラガモの企業精神に喝采を贈りたい。

フェラガモ・ジャパン
TEL:0120-202-170