Thursday, February 12th, 2015

ドイツの新鋭高級時計ブランド
「モリッツ・グロスマン」が日本初上陸

 ドイツの高級時計ブランド「モリッツ・グロスマン」が、世界初のブティックを東京・小石川にオープンした。
 同ブランド名にもなっているモリッツ・グロスマン氏(1826-1885)はドイツ時計学校を設立するなど、グラスヒュッテの時計産業の歴史を語る上で欠かすことのできない時計師だ。彼の精神を受け継ぎ、最高品質の素材を基礎に据えた究極のクラフトマンシップを再興するため、グロスマン・ウーレン社は2008年に誕生。創業から一貫して、徹底した「手作り」にこだわっている。
 今回オープンしたブティックは、印刷工場の跡地に作られたもの。天井の高さは7メートルを誇り、従来の高級時計のブティックのイメージを覆す開放的な空間が広がる。天井の両端には印刷工場で使用されていたクレーン用のH型鋼が残され、一段上がったスペースに置かれているドイツの古い活版印刷機も架空の印刷工場を色濃く再現している。店内では、グラスヒュッテ製のアンティーク工具が飾られるとともに、全ラインの商品が展示、販売されている。

モリッツ・グロスマン ブティック
所在地:東京都文京区小石川4-15-9
TEL:03-5615-8185
営業時間:11:00〜19:00(定休日:日曜、月曜)