THE RAKE JAPAN from Yuko Fujita

THE RAKE JAPAN副編集長、藤田雄宏が取材した、
世界中の友人たちや気になるウェルドレッサーたちをご紹介します。

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Kenji Cheung(Bryceland’s Co)

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  • In Tokyo
  • On May 17th, 2016
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Kenji Cheung(Bryceland’s Co)
張 振威

text & photography  Yuko Fujita

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Suit  Dalcuore for Brycleland’s

 

Shirt  Ascot Chang for Bryceland’s

 

Tie  Sevenfold for Bryceland’s

 

Boots  Saint Crispin’s for Bryceland’s

 

Glasses  Retro Specs

 

 

注目のショップBryceland’s Coの共同設立者でもある香港のKenji Cheung(張 振威)さんです。

The Rake Japanのブログを書いてくれているEthan Newtonさんのビジネスパートナーで、

今、アジアの中で個人的に最もカッコいいと思っている友人のひとりです。

香港最大のデンタル サプライヤーTesco Dental Ltd.のCEOでもあります。

 

3ピーススーツはダルクオーレ。

Bryceland’sの完全別注によるモデルです。

自分は昨年、ナポリのダルクオーレの工房から徒歩10分のところに住んでいたので

よく遊びに行っていたのですが、ここまでスタイルを変えた彼らの服は初めて見ました。

Bryceland’sのスタイルをダルクオーレの技術で表現した、といったほうがしっくりくるのかな?

 

ややドロップしたショルダーラインや、下がり気味にカーブしたゴージの角度、

カッタウェイのフロント、ハイウエストのトラウザーズ等、どれも男らしくて最高にカッコいいですね。

このスタイルに、ヘビーウェイトのサージがとてもよくマッチしています。

 

 

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ラウンドのタブカラーシャツは香港のアスコット チャン。

とても評判がいいので、自分も試してみたいシャツのひとつです。

 

ネクタイは加賀健二さんのセブンフォールド社に別注した三つ巻仕様。

ノットをキュッと小さく結んで、でも軽やかな雰囲気もあって、これがとてもカッコいいですね。

セブンフォールドは、個人的に最も好きなブランドのひとつです。

 

 

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足元はSaint Crispin’sの内羽根式外鳩目のレースアップブーツ。

ここはコレクションの幅が大変広く、その中からどれを抜くか、どうモディファイするかで

印象がガラリと変わるので、ある意味バイヤーの感性が最も問われる靴ブランドなんですよね。

 

その点、Bryceland’sのセレクトはヴィンテージ感たっぷりな写真の別注モデルを筆頭に、

どれも最高にいいところを突いているように思います。

往年の紳士よろしく、ドレッシーなレースアップブーツをスーツに合わせるのはとても新鮮ですね!

 

メガネはRetro Specsの50 年代製ヴィンテージで、Shuronのフレーム。

14歳から集め出して300本以上所有(うちヴィンテージは約100本)しているそうです。

 

「自分にとって服はパーソナリティを表すものであり、トレンドを追って着るものではありません。

私が長い年月を経ても価値が褪せないヴィンテージに魅力を感じるのもそれが理由ですし、

これからヴィンテージとなり得るような普遍的な価値をもった服にこそ魅力を感じるんです。

それを表現しているのがBryceland’sです。

トレンドを追った過去の服は、友人にあげるなどして半年前にすべて手放しました」

 

この潔さが、これだけカッコいい彼の今のスタイルを生み出しているのだと思います。

 

 

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この日はウォルサムのポケットウォッチをつけていて腕時計はしていませんでしたが、

Kenjiさんはヴィンテージロレックスを25本ほど所有するロレックスマニア。

デイトナは2本のポール・ニューマン(6241と6263)を愛用しているほか、

最近はバブルバックに凝っていて、こちらも5-6本所有しているそうです。

 

ちなみに愛車は991GT3、Macan S、M3とのこと。

 

 

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そして、Kenjiさんのスタイルを決定づけるのが、インディアンジュエリー。

すべてナバホのもので、タイクリップは50年代(1,2枚目の写真)、リングは20年代(左手)と30年代(右手)、

ブレスレットは1910~20年代と、垂涎もののオンパレード!

 

「ナバホのアクセサリーは10点ほど所有しています。

アメリカのマニアの友人に探してもらったり、香港や原宿のRRL、

東京に来た際に何軒も回って探しているのですが、

サイズもあるのでなかなか最高のものに出会えないんです。

だから、出逢えたジュエリーには運命的なものを感じます」

 

僕が知っているアジアの友人たちは皆本当に服が大好きで、目を輝かせながら話してくれるので、

ワクワクがこっちまで伝わってきていつもとても楽しくなってしまうのですが、Kenjiさんはその最たる例。

 

「これ、今回見つけたんだよ~。50年代製かなぁ。カッコいいでしょ? ちょっと着てみて!」

 

会うといつもこんな感じです。そしてお互い情報交換。

といっても僕より全然詳しいので、教えてもらうことのほうが多いですが(笑)。

 

Kenjiさんはオフのヴィンテージスタイルも最高にカッコいいので、

機会があったらまたご紹介したいと思います。

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