THE RAKE JAPAN from Yuko Fujita

THE RAKE JAPAN副編集長、藤田雄宏が取材した、
世界中の友人たちや気になるウェルドレッサーたちをご紹介します。

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Gianluca Munzi(Il Conte)

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  • In Terni
  • On Jun 29th, 2015
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ジャンルーカ・ムンツィ  Gianluca Munzi(Il Conte)

Gianluca Munzi2

cotton jacket MP di Massimo Piombo
shirt Finamore
tie Drake’s
cotton trousers Isaia
shoes Church’s

 

ローマから約75km(電車かクルマで約1時間)北上した、ウンブリア州テルニにあるセレクトショップ「Il Conte」のオーナー、

ジャンルーカ・ムンツィさんです。

ユーモアのセンスにあふれ、ふるまいもとても紳士的で、人望も大変厚く、

僕が知るなかで最もエレガントなイタリア紳士のひとりです。

 

「IL CONTE」(イル コンテ)はテルニ中心部のローマ通りに

トータル、サルトリア、スポーツカジュアルの3タイプのショップを構え、

Kiton,Sartorio,MP di Massimo Piombo,Isaia,Finamore,Barba,Aspesi,Drumohr,Massimo Alba,Incotex,

Filson,Drake’s,Hancockなど、さまざまなテイストのブランドが絶妙にミックスされて展開されています。

クラシックに敬意を払いながらも、しっかりトレンドを俯瞰してセレクトした

コンテンポラリークラシックスタイルが、彼らしい持ち味。

お店にはこれまでに何度か足を運んでいますが、人口11万人の地方都市のお店とは思えないほど

いつもお客さんたちで賑わっています。

 

ちなみにジャンルーカさん、イタリア屈指の葉巻クラブ「Camisa Blanca」の代表でもあり、

テニスやゴルフのチルコロ「Tennis Club Terni」の代表でもあります。

 

テルニは人口11万人の小さな街でありながら、ジャンルーカさんが紳士クラブとお店という

2つの社交の場を提供していることもあって、お洒落な紳士が本当にたくさんいます。

(彼の友人たちを何人も知っていますが、皆本当にスタイルをもっていて半端なくエレガントです)

 

「私のスタイルのベースにあるのは80年代のラルフ ローレンです。

私はそれを自分らしく解釈し、今の時代にあったスタイリングで着るよう心がけています。

ただし、ネイビーのジャケットとレジメンタルタイは常に私のベーシックアイテムです。

テルニの街や緑のある自然に出かける際はベージュのパンツをベースにしたコロニアルスタイルを、

海に出かける際やヨットクラブの集まりには白のパンツを合わせるのが好きですね」

 

厚手のコットンツイルのジャケパン、レジメンタルタイの色柄と幅、全体の色合わせ、かなり好みです。

自分の中での決まったスタイルを守りながら、素材やシルエット、ネクタイのわずかな変化で

アップデートしていく彼のスタイルは、クラシックを極めていくうえでとてもよいお手本になります。

 

IL CONTE

http://www.ilconte.info/home.php

Giancarlo Maresca(Cavalleresco Ordine)

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  • In Napoli
  • On Jun 1st, 2015
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ジャンカルロ・マレスカ Gianncarlo Maresca(Cavalleresco ordine) 

Maresca4

イタリア国内に11の支部、約380名のメンバーを擁するイタリアきっての紳士クラブ

「Cavalleresco Ordine dei Guardiani delle Nove Porte」の騎士団長(Gran Maestro)、Giancarlo Marescaさんです。

 

大変な博学で『Monsieur』や『Arbiter』といったイタリアで影響力のある雑誌にも毎号のように寄稿されており、

イタリアのファッション界においてとても高名なお方です。

(2年前に引退されましたが、本職は弁護士でした)

 

スーツはEnzo Carfora(創刊号とIssue03で紹介している、ナポリで最注目の若手サルト)、

シャツは10年以上前に仕立てたMerolla & De L’ero、タイはヴィンテージ、

シューズはPeron & Peron、チーフはRubinacci、ハットはBorsalinoです。

 

「大切なのはStagione(季節)とOccasione(オケージョン)。

ワードローブは季節によってわけられていますし、場にふさわしい格好というものがあります。

その2つを踏まえることは絶対です。そのうえで個々の着こなしを楽しめばよいのです」とマレスカさん。

 

シャツのカフにループをつけてカフの上に時計をするのは、氏の定番スタイル。

襟やカフの縁をプクッと丸く膨らませた特別な仕立て“Bombarozzo”も、

マレスカさんをはじめとするクラブのメンバーが好む仕様です。

(バッティストーニやサバティーニなど、ローマのシャツの仕様をマレスカさんがリクエスト)

 

パンツは決まってSenza passante(ベルトループなし)。

これはマレスカ氏に限らずピッティなどを見ていても、ス ミズーラではこの仕様が好まれているようです。

最新号の表紙を飾っているラポ・エルカーンも、スーツのときは絶対ベルトループなし、と取材時に話していました。

 

氏のクラブの会合は各都市順番に月1回の割合で開催され、豪華でユニークなメンバーがイタリア全土から集います。

ちなみにナポリ支部の長はMaurizio Marinellaさんです。

クラブの皆さんはウェルドレッサー揃いですので、追ってここでご紹介したく思っています。