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魅せる金庫、日本上陸

STOCKINGER “Bespoke Safes”

Tuesday, October 2nd, 2018

 富裕層にとって、現金や時計、宝石、貴金属の保管は悩みどころだ。実際に近年は、家庭用金庫の売れ行きが伸びているという。しかし日本では元来、金庫は家の奥深くにこっそりと隠しておくものとして扱われ、その意匠は完全に蔑ろにされてきた。

 

 

完全受注生産で納期は約3カ月~。購入者名とシリアル番号、仕様が記載された証明書が付属する。納入に当たって、床の耐久性や納入経路を確認するため、下見が必要となる。価格は仕様やオプションにより異なるので、お問い合わせを。Stockinger

 

 

 そんな中、日本上陸を果たすのがミュンヘンを拠点とするシュトッキンガー社だ。1978年の創業からほぼ変わらないデザインは、無駄がなく直線的でいかにもドイツらしい。欧州では“破られない金庫”として有名で、五ツ星ホテルや有名企業の支社長室にも採用されるなど、品質は折り紙付きだ。

 

自動巻きの腕時計を巻き上げるためのワインダーは、同じくミュンヘンの名門クロック・メーカー、サトラー社によるもの。収納する時計ブランドのモデル(キャリバー)によって最適な巻き上げが行えるよう、個々に回転プログラムを設定することが可能。その制御はWi-Fiで接続されたタブレットなどの端末から行う。

 

 

 映画『スコア』ではロバート・デ・ニーロ演じる金庫破りが、ドリルで開けた穴から水を注入し、水圧で扉をこじ開けたが、この金庫にはまったく通用しないだろう。天地・左右・前後の全方向の内部にガラスが仕込まれており、これが割れれば完全にロックされる仕組み。また、解錠のためのデジタル式の番号入力(家全体の電源ごと断たれても稼働できるよう電池式を採用)を一度でも間違えると音もなくセキュリティ会社へ通報される。

 

 だがなんといっても特筆すべきは、オーダーメイドであること。サイズ、カラー、ハンドルの形状や内部の構造・仕様に至るまで、思いのままだ。愛車のカラーを引用するのもよし、内部すべてを時計のワインダーとするのもよし。こだわりのデザインと安全性を兼ね備えるのだから、奥にしまっておくのはもったいない。堂々とインテリアに取り込むべきである。

 

 

写真のモデルは「SIRIUS」。イタリア・リーヴァ社のラグジュアリーボードから引用したカラーリングのモデルは、昨年のモナコヨットショーでローンチされたもの。

 

 

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