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RAKISH MANも注目する!
山口麻希子氏が手がけた極上ベッド

HEADSTARTS
“THE DESERT VILLA” BED COLLECTION

Tuesday, February 5th, 2019

photography kozo katayama text yuko fujita

 

 国内外のプロジェクトで大活躍している人気インテリアデザイナー、ヘッドスターツの山口麻希子氏が、初のコンセプト家具「THE DESERT VILLA」を発表した。「潤いをもたらす“オアシス”となるデザインを」という創立以来のコンセプトを具現化するべく最初に製作したのは、肉体の休息だけでなく心の安らぎを与えてくれる、極上のベッド、サイドテーブル、テーブルランプの3セット。

 

 こちら、完成したばかりで展示会での正式なお披露目はこれからになるが、既にとあるRAKISH MANも大変な興味を示しており、各方面で話題を呼びそうだ。

 

 

 制作するうえでこだわったのは、ニッポンの匠。日本人デザイナーとして、ニッポンの材料を用いながらニッポンの職人技を駆使し、どう新しく美しく上質に表現するかを徹底して追求したという。デザインの根幹を成すメインフレームの有機的な「R」のフォルムは、熟練職人の手で丹念に削り出されたもので、何度も試作を重ねた結果導き出されたものだ。径の異なる曲線が組み重なるその美しいラインには、シンプルな中に力強い存在感が宿っている。

 

 このメインフレーム、環境面への配慮から、木材の製造工程で生じる端材の中から良質なものを厳選し、熟練職人の高い技術で集成材に加工したものを使用しているのも山口氏のこだわりだ。反りにくいだけでなくより強度が増すという集成材の特長を活かし、厚みを削いで「R」のフォルムの美しさを一層引き立てることに成功した。

  

 ヘッドボードのルーバーにも注目したい。45度の角度で取り付けたことで見事な光の陰影を生みだし、独特の立体感を与えている。上品な淡いベージュの人工スエードを効果的にあしらっているのも、端材を用いているのと同様、山口氏のエコアクションの一環だ。

 

 昨今、ニッポン人の職人が手がけるハンドメイドのスーツや靴が世界から注目されているが、それは彼らのモノ作りに卓越した技術と日本人として磨かれた優れた感性が備わっていて、ジャパンオリジナルとしての価値を確立しているからだ。同じくふたつの要素が非常に高い次元で融合している“THE DESERT VILLA”も、世界を魅了するだけの力を秘めている。

 

 極上のリゾートホテルで迎えるような毎朝の心地よい目覚めであなたの心をより豊かにしてくれるこの美しい作品で、山口麻希子氏は2019年、旋風を巻き起こせるか?

 

サイズ(キング)W1910×D2056×H1005/285mm

仕様:ヘッドボード=オーク材(植物性ワックス仕上げ)、人工スエード

フレーム・脚=オーク材(植物性ワックス仕上げ) 構造体=スチール(焼付け塗装)

参考価格:¥1,200,000

 

 

<サイドテーブル>

ベッドと同じオークの集成材を使用したサイドテーブルには、ニッポンの卓越した伝統技術を継承する指物師・藤田幸治氏による組手加工が施されている。金物を使用しない“蟻組み接ぎ”はどの角度から見ても仕上がりが美しく、縦横を問わずに使用できる。

  

サイズW350×D545×H470mm(W350×D470×H545mmとしても使用可)

仕様:オーク材(植物性ワックス仕上げ)

参考価格¥150,000

 

 

<テーブルランプ>

ゆるやかに揺れるプリーツスカートをイメージ。リネン本来のナチュラルな風合いを活かし、ボックスプリーツの折り目から放たれる柔らかな光の美しさにこだわった。オートクチュールのような仕立てを手がけたのは、“Wonder Full Life”のオオワキチカコ氏。丁寧に織られ洗い込まれた国産リネンの端布を用い、アトリエにて手仕事で仕上げられている。

  

サイズ:W180×D180×H410mm

仕様:ランプシェード=リネン、人工スエード ベース・脚=真鍮

参考価格¥120,000

 

 

山口麻希子 MAKIKO YAMAGUCHI

Wonderwall Inc.にて、チーフデザイナーとして国内外の商業施設の設計・デザインに従事。2010年に独立し、ヘッドスターツを設立。海外案件も含め、さまざまな空間のデザインを手がけている。2015年より鎌倉女子大学非常勤講師。

 

お問い合わせ先:ヘッドスターツ  TEL.03-3475-5778  contact@headstarts.jp

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