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次号、3月24日に発売される『THE RAKE』ISSUE15の表紙を飾るのは、

オーストラリア出身の俳優、ジョエル・エドガートン。

ディカプリオ版の『華麗なるギャツビー』でチョビ髭役を演じたあの人、

といえばピンとくる方も多いのではないでしょうか!?

『ウォーリアー』、『ゼロ・ダーク・サーティ』、『ブラック・スキャンダル』など、

一度見たら忘れられない実力派演技で、多くの重要な役をこなしています。

今日は、彼の最新作をご紹介します。


『ラビング 愛という名前のふたり

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(C)2016 Big Beach, LLC. All Rights Reserved.

 

1958年のアメリカ。ある夜、ラビング夫妻は突然逮捕されてしまいました。

その罪の名は、“結婚”──。

当時のアメリカのいくつもの州で、異人種間の結婚は禁じられていました。

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このごく普通の労働者階級の夫婦の訴えによって、1967年に法律が変わります。

きっかけは、妻ミルドレッドの一通の手紙。

ふたりは、「ラビング」というふたりの名前の通り、

ただひたすらに純愛を貫き通し、法律をも動かしたのです。

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人種差別をはじめ、宗教、同性愛の問題が過激化し、

人間同士のつながりが叫ばれる今だからこそ、この作品のテーマは心に響くものとなっています。

実はこの作品、『英国王のスピーチ』や『シングルマン』で有名なあの俳優コリン・ファースが

この実話に感動し、自らプロデューサーを名乗り出て、映画化が実現したもの。

描かれたのは、裁判の経過や詳細ではなく、実在の夫婦の”純粋な愛”。

労働者階級という立場ゆえ、憤りの感情や言葉数は少なめで、

ふたりの演技は静かながらも、複雑な気持ちを感情移入で繊細に表現されています。

実際、ジョエル・エドガートンとルース・ネッガの演技は非常に高く評価されました。

(特にルース・ネッガはアカデミー主演女優賞にノミネート)

役作りのために歯並びを悪くするなど、外見を大きく変えた

ジョエル・エドガートンはこう語っています。

「リチャードの人物像の土台は、口下手で自分の考えや気持ちをハッキリと言えないところだ。

彼は明らかにカメラの前に立つことを恥ずかしがっていた。

彼の目は多くを語るけれど、言葉がそれについていかない。

だから、リチャードという人間のうわべだけを模倣するのではなく、内面を正確に誠実に掴もうと努力した」

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ちなみにジョエル・エドガートンは昨年公開された『ザ・ギフト』で

初めて長編映画の監督も務めていますが、こちらも高く評価されています。

今後も間違いなく活躍が見込まれる俳優のひとりです。

次号ではそんな彼へのロング・インタビューと、

THE RAKEらしいファッションページが掲載されます。どうぞご期待ください。

 


『ラビング 愛という名前のふたり』

監督:ジェフ・ニコルズ

プロデューサー:コリン・ファース

出演:ジョエル・エドガートン、ルース・ネッガほか

3月3日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか、全国ロードショー

●公式サイト

http://gaga.ne.jp/loving/

●予告編

https://youtu.be/BSsw0vi1xvM