From The Armoury

香港とニューヨークにショップを構えるTHE ARMOURY(http://thearmoury.com/en)のスタイル通信。
ここではスタッフの皆さんをはじめ、顧客や友人のファッションスナップを紹介していきます。
お店で購入できるもの、あるいは似た商品があるものに関しては、オンラインショップのリンクを貼ってあります。

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Answers from Mark Cho

THE ARMOURY

マーク・チョー Mark Cho

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For this entry of the column, I’m answering a question submitted by Mr T:

今回は、Tさんより質問をいただきましたので、それにお答えいたします。

 

I wear shirts, jackets and ties to work all the time.

Please let me know if there’s any rule or something that you always pay attention to when you style these 3 things.

私自身、シャツ、ジャケット、ネクタイを身につけて仕事をしていますが、

この3つを組み合わせる上であなたが常に心がけていることやルール等があれば教えてください。

 

 

Dear Mr. T,​​

Thanks for the question! There are some basic things to pay attention to:

Tさんへ

ご質問を送っていただき、ありがとうございます!

 

 

1.How well does your shirt collar fit?

When your collar is buttoned, you should be able to fit 1 – 2 fingers between your neck and collar.

The right collar size will make it much easier to wear a good tie knot.

シャツの首回りのサイズは合っていますか?

襟のボタンを留めたときに首とシャツの間に指が1−2本入るのがちょうどいいサイズです。

シャツのサイズがちょうどよく合っていると、ネクタイをきれいに結ぶのも簡単です。

 

 

2.How is your collar shape?

I prefer slightly larger size buttondowns, or spread collars that are medium sized.

It’s important to find shapes that flatter your head and face.

In general, the buttondown elongates the face slightly.

The spread collar frames the head well and has a more neat appearance.

襟の形はどうですか?

私は少しサイズが大きめのボタンダウンか、中くらいのサイズのスプレッドカラーが気に入っています。

自分の頭の形や顔を引き立てる襟の形を見つけることはとても重要です。

一般的にボタンダウンは顔を少し長く見せてくれます。

スプレッドカラーは頭の形を綺麗に見せてくれます

 

 

3.What knot are you wearing?

In general, I prefer a simple four-in-hand.

I like small knots and I think the asymmetry prevents the tie from looking too stuffy.

ネクタイの結び方はいかがでしょう?

私は基本的にはシンプルなプレーンノットが好きです。

小さく結び、左右非対称にすることで、少し遊びを入れます。

 

 

As for an overall look for the items together: seek balance by paying attention to colour, pattern and texture,

not letting any one item become overwhelming to the others.

全体的な組み合わせを考えるときには、色・柄・質感のバランスを考えて、

一つのアイテムが他のアイテムを圧倒しないようにします。

 

 

Try to keep textures similar across all three pieces.

If you have a jacket and shirt with very simple texture and a smooth finish,

stick to a tie without too much texture but add visual interest using interesting colour or pattern.

3つのアイテムの質感をお互い似たようなものにします。

もしもジャケットとシャツがシンプルでスムーズな質感のものであれば、

ネクタイもシンプルな手触りのものにし、色や柄でビジュアルに面白みを持たせます。

 

 

With striped items, keep the sizing of the stripes very different, so that they do not “melt” into each other.

Alternatively, mix in a patterned tie, again keeping the scale of the pattern different from the stripes.

ストライプのアイテムを組み合わせるときには、

それぞれの縞の幅を大幅に違ったものにし、全てが溶け合ってしまうのを防ぎます。

柄のネクタイを合わせるときは、柄の大きさがストライプの幅と同じにならないようにします。

 

 

If you have a patterned jacket, either keep it very simple, with plain coloured shirt and tie, to simplify the overall appearance,

or match it with a patterned shirt and a plain coloured tie, to reduce the contrast between each piece.

Like with stripes, use very different sized patterns so each piece is still distinct.

柄のジャケットを着る場合は、無地のシャツとネクタイを合わせて全体の見た目をシンプルにするか、

柄のシャツとネクタイを合わせて、それぞれのアイテムのコントラストを抑えるようにします。

ストライプの場合と同じく、柄の大きさをそれぞれ変えて、すべてが混ざり合わないようにします。

 

 

Try to mix warm and cool colours together, but in unequal proportions.

For instance, brown suit, white shirt with navy tie.

Or navy suit, blue shirt with brown tie.

Keeping this in mind also helps to restrict colour palettes from being too wild.

暖色と寒色を合わせましょう。しかし、使う面積は同じにしません。

例えば、茶色いスーツ・白いシャツ・紺色のネクタイ。

または、紺のスーツ・ ブルーのシャツ・茶色いネクタイ。

これを覚えておくことで、色合いがバラバラになってしまうことを防げます。

 

 

If ever in doubt over a combination, you can always rely on a plain navy tie to “anchor” and restore balance.

もしもコーディネイトに迷ったら、シンプルな紺色のネクタイは、バランスを整えるのにいつも役立ちます。

 

 

I took a few photos of my own personal garments, combined together to show some of my thinking.

Hope that helps and thanks for writing in!

私自身の服から、ご参考までにいくつかコーディネイトをしてみました。

何かヒントになると良いのですが。お便りありがとうございました!

 

 

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Jacket Ciccio

Shirt Drake’s

Knit tie The Armoury 

 

I used complex mixed patterns but to reduce contrast, I used similar colours for everything except the tie.

The tie is a simple navy knit tie with a little bit of texture.

I used a cool navy colour to offset the warm yellow tones everywhere else.

There is a little bit of blue in the pattern of the shirt which helps the tie blend with everything better.

複雑な柄ものを使いましたが、コントラストを抑えるため、ネクタイ以外は同系色を使いました。

ネクタイはシンプルな紺色のニットタイで、少し質感があります。

他が黄色い暖色系のものなので、寒色の紺のネクタイを使いました。

シャツの柄に少し青が入っているので、ネクタイが他から浮かないようになっています。

 

 

 

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Suit Liverano & Liverano

Shirt Ascot Chang

Tie Drake’s online

 

A checked suit is quite a strong item so I paired it with very simple items to tone it down.

I used a plain white shirt and a yellow tie which picks up the pattern from the suit.

The scale of the patterns in the tie and suit are very different so they do not clash.

チェックのスーツはとても個性が強いので、

全体的にトーンを抑えるために他はシンプルなものと組み合わせました。

プレーンな白シャツと黄色のネクタイはスーツの柄から色を合わせています。

ネクタイとスーツの柄はお互いに衝突しないようにサイズ感を変えています。

 

 

 

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Suit Tailor Caid

Shirt Ascot Chang

Tie Drake’s similar

 

The suit is simple but with good details, such as “swelled edge” stitching on the lapel,

and a heavy twill cloth, to keep it from being too basic.

I used a striped shirt and a striped tie in very different scales.

I like how the stripes are “contained” by the dark, solid navy.

このスーツはシンプルですが、ラペルの端が膨らむコバステッチや

厚いツイルの生地など、ベーシックになりすぎないディテールが盛り込まれています。

幅の広さが違うストライプのシャツとネクタイを使いました。

濃紺のスーツにストライプが「封じ込められている」感じが気に入っています。

 

 

 

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Suit Ring Jacket

Shirt Drake’s online online

Tie Drake’s

 

I aimed to keep consistent, busy texture across all the items but kept the colours and patterns simple.

The flannel has a soft, warm feeling to it so I used a rough, blue oxford with a large, polka dot tie.

For the tie, I did not choose a printed silk but a woven silk, which has more texture.

ここでは、すべてのアイテムに共通して似たような質感があるものを選び、色や柄はシンプルにしました。

スーツのフランネルは柔らかく暖かい触感があるので、

粗いブルーのオックスフォードシャツと、大きな水玉模様のネクタイを合わせました。

ネクタイについては、プリントではなくより質感の高い織り模様にしました。

Arnold Wong(The Armoury HK)

THE ARMOURY

アーノルド・ウォン Arnold Wong

Arnold Wong

Photography:Neil Watson

ウールモヘアのホップサック スポーツジャケット Ring Jacket

シャンブレーシャツ Drake’s

メジャーメイドのリネントラウザース Orazio Luciano

メジャーメイドのウイングチップ Saint Crispin’s

ロレックス サブマリーナ― ノンデイトRef.5513 Rolex

ポケットチーフ “Ouest of the Daimyo” Monsieur Fox

 

<コメント>

この「リングヂャケット」のジャケットは、私が一番気に入っているアーモリー限定デザインのモデル「AMJ-03」です。

柔らかい肩の線、雨振り袖、高いアームホール、ゆったりしたアーム、段返り3ボタン、幅広のラペルなど、

ナポリスタイルに大きく影響されたカットです。

アーモリーチームがこれまでいろいろと着てきたなかで、特に気に入っているディテールを詰め込んだジャケットになっています。

 

また、ウールモヘアのホップサック生地はとても軽くて通気性もよく、うだるような暑さの香港の気候でもとても過ごしやすいです。

 

そして一番重要なことですが、私の好きな、股上が深くて太めのトラウザーにとても合うジャケットです!

 

 

<エピソード>

私がハットやネクタイを身につけると、祖母がいつも祖父の思い出話をしてくれました。

あるときは、良い靴を履くことの重要性について語っていたことを教えてくれました。

これは私の心に強く残り、いつまでも感謝したい教えです。

「量より質」を日々実践し、周りにも伝えていきたいです。

 

ときどき、自分は次の世代にどんな感動を伝えられるのだろうかと考えます。

伝統やクラフトマンシップを重んじるアーモリーというお店は、

将来の世代に伝えていける何かを探求し、見つけることができる場所だと思っています。

 

<紹介>

私はお客様のお買い物のサポートをし、サイズ感やコーディネート、生地など

スタイルに関するさまざまなオススメをお伝えしています。

また、お客様とメーカーの間をつなぐ架け橋としての役割も担っています。

お客様が抱えているフィッティングの問題を解決するなど、私どもが扱っている服を、

それぞれのお客様が一番素敵に着こなせるようにお手伝いしています。

 

ショーウインドウやトルソーの装飾などのヴィジュアル・マーチャンダイジングも手がけています。

お店がどう見えるべきかという自分の考えを表現できるこの仕事はとてもやり甲斐があり、情熱をもって取り組んでいます。

 

商品のスタイリングを含む写真撮影も多く担当しています。

また、ソーシャルメディアに最新情報を常にアップデートしていくことも重要な仕事です。

私たちが発信していくことで、皆さんが情報を共有できたり、

お互いにインスピレーションを与えあったりできる場を提供できたら嬉しく思います。

Yohei Fukuda(Yohei Fukuda)

YOHEI FUKUDA

福田洋平  Yohei Fukuda

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Photo & Text:Mark Cho

 

ビスポーク ダブルブレステッド ジャケットVick Tailor

ビスポークトラウザーズ Vick Tailor

シャツBespke Tailor Dittos

タイ Bespke Tailor Dittos

ブリーフケースYohei Fukuda

ビスポーク シューズ Yohei Fukuda

 

 

<Mark Choさんからの紹介文>

私たちThe Armouryは、クラシックスタイルの熱烈な信奉者です。

面白いのは、クラシックスタイルには英国風・ナポリ風・フイレンツェ風など

さまざなバリエーションがあり、それぞれの地域の特性が出ているところです。

靴においては、鈴木幸次さん、福田洋平さんという2人のビスポーク靴職人の方が

アーモリーで受注会をされています。

幸次さんの靴はイタリアンスタイルを、洋平さんの靴は英国スタイルを代表する

素晴らしいものであり、私はどちらも大好きです。

どの地域のスタイルが一番よいかと言い切ることはできないですし、

私たちのお客様が個人的なスタイルに一番合うものを選べるように、

いろいろな選択肢を提供できるのは喜ばしいことです。

 

 

<福田さんへのQ&A>

1.靴作りにおいて、一番好きな工程を教えてください

靴作りにおける最も好きなプロセスは、お客様と靴のイメージを膨らませながら会話をすることです。

私たちの仕事は、ただ靴を作らせていただくことではありません。

一人一人のお客様とじっくりお話させていただき、それぞれのライフスタイルに合った靴を提案するよう心がけています。

 

いくら靴が格好良くても似合っていなければ本末転倒になってしまいます。

また、そのお客様がどのような場所で、どんな格好をして、どんな楽しい事があるのだろうと想像しながら靴を製作しています。

靴はお客様がより快適に気持ちよく過ごすための、その一部だと考えています。

 

私の求める靴は最高の普通です。

私たちの製作する靴は長く履くことを前提に製作しているので、流行的な靴ではありません。

しかし、いつの時代も決して廃れることなく、あくまでクラシックであり続けます。

人生のパートナーのような靴になってほしいと思っています。

 

 

2.もし靴を3足しか持てない場合、それはどんなスタイルのものになりますか?

1.黒のパンチドキャップ オックスフォード

2.こげ茶のセミブローグ オックスフォード

3.タバコスエード チャッカブーツ

 

この3足はすべての紳士のワードローブに必要なアイテムだと思います。

それ以降はエプロンフロントダービー(Uチップ)、モンクストラップ、サイドエラスティック、ローファーなど

好みやスタイルによって変わってきます。

 

 

3.福田さんは腕のいい職人さんでいらっしゃいますが、

以前、時計作りなど靴作り以外の手作業にも興味があるとおっしゃっていました。

どのようなきっかけで手作業に興味を持たれましたか?

おそらく祖父から強く影響されているのだと思います。

幼少期は休みの日になると兄と一緒に、庭の手入れや伝統的な行事などの手伝いをしていたのを思い出します。

祖父はとても創造力が豊かで、手仕事が大好きでした。

廊下をくり抜いてガラスをはめ込み、家の中から鯉が見られるスペースを作ったりするなど、

人を楽しませることが好きだった祖父からの影響が今の仕事に繋がっているのかもしれません。

また田舎だったこともあり自然で遊ぶことが多く、ないものは自分で作るという感覚が生まれたのだと思います。

今でも身の周りのものを時々、製作しています。

 

兄はハイファッションのジュエリー、私はクラシックな靴を製作しています。

真逆な世界ですが意外と共通点も多く、仲のよい兄弟です。

 

物作りに携わってくると技術や経験が少しずつ身についてくるとともに、ものを見る目が変わってきました。

靴以外の物を見ても、どんな気持ちで作られたのかとか、製作者の考えや性格も感じられます。

その事もあり手作業で作られたものが大好きです。

 

私が靴作りを始めたきっかけとなった靴は、ノーザンプトン シューミュージアムで見たシンプルな黒のオックスフォードです。

約100年前に製作されたその靴はとても力強く、今までに見た事のない美しさに感動しました。

自分が味わったのと同じ感動を次の世代に伝えられるような靴を製作していきたいと思っています。

Alessandro Pirounis (The Armoury HK)

THE ARMOURY

アレッサンドロ・ピロウニス  Alessandro Pirounis

alex

Photography:Neil Watson

 

サファリジャケット Ascot Chang x The Armoury 

メジャーメイドのシャツ The Armoury

ビスポークのパンツ Salvatore Ambrosi

 靴 Carmina  online

 

<Mark Choさんからの紹介文>

アジア人である私は、家族・特に両親から多大な影響を受けていることを日々実感しています。

友人たちの多くは家業に携わっていたり、両親のどちらかと同じ職業に就いています。

決して家族に強制されたわけではなく、両親やその仕事仲間に囲まれて育つ中で

自然とその職業に対する理解を深め、

憧れの対象も同じ業界で働いている人物が多くなるからではないかと思います。

 

アレックスはアーモリーで働くためにイタリアから香港に引っ越してきました。

彼はイタリアとギリシャのハーフで、いろいろな国で育ったため、他言語に精通しています。

彼の父上も長年服飾関係の仕事をしており、

アレックスのメンズウェアに対する情熱は、父上の代から受け継がれたものです。

そして、彼の情熱は更に進化しています。

彼は主に、イタリアからのカスタムオーダー全般に関することを担当しています。

 

お客様からごく自然に信頼感を得られることは彼の一番の強みではないでしょうか。

例えば、お客様に新しいスタイルをおすすめする場面では、

アレックスはとてもポジティブに、自信をもって紹介するため、

お客様は彼の言葉を信じて試してみようという気になれるのです。

 

彼が好むのは、洗練されたコンテンポラリーなイタリアン・スタイルです。

多くの文化圏を経験してきたこもあり、クラシックな装いの価値をよく理解しています。

色使いだけでなく、股上の深いトラウザーやプリーツやベントなしのジャケットなど、

ディテールもクラシックを好みます。

シルエットは細身でとても柔らかな雰囲気で、全体の印象をアップデートさせています。

Takahiro Osaki(Liverano & Liverano)

LIVERANO & LIVERANO

大崎貴弘(Takahiro Osaki)

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ジャケット、シャツ、タイ、パンツ、チーフ すべて Liverano & Liverano

時計 60年代のヴィンテージ シーマスター Omega

 

1.Can you talk about how you got started with Liverano?

(リヴェラーノで働き始めた経緯を教えてください)

13年ほど前、当時フィレンツェの語学学校でイタリア語を勉強していた私は、

リヴェラーノのスーツをオーダーしたいという友人の通訳・付き添いとして、初めてアントニオと会いました。

その後、友人の仮縫いの付き添いで2度目に会ったときにアントニオから

「お前はなかなかよい目をしている、ウチで一緒に働かないか?」と誘いを受けたのです。

そのようなスカウトを受け驚いたこともあり、一週間ほど彼らの仕事ぶりを見学させてもらいました。

最終日に「これ以上見ても何も変わらないだろう。今の時点でやる気があるなら来い、でなければもう来なくていい」と言われ、

その場で決心し、まずは販売員としてリヴェラーノ&リヴェラーノで働き始めました。

 

2.You have been with Liverano for more than ten years now, how do you think you have grown and developed?

(もうリヴェラーノで働き始めてから10年以上たちますが、あなた自身はどのように成長・変化したと思いますか?)

リヴェラーノで働き始めて、もう12年目になりました。

それまでの私は、主に古着やファッション性の高い服を着ていました。

以前靴のパタンナーをしていたことから、クラシックなデザインや製法などはもちろん知っていましたし、

クラシックスタイルにも知識と興味はありましたが、実践はしていませんでした。

 

リヴェラーノでの仕事を始めたばかりの頃は、スーツの着こなしなども知らないことが多く、

アントニオに色々と教えてもらうことが多かったです。

例えば、どのような色をどの季節にまとうべきか、ネクタイやチーフの合わせ方などです。

 

今ではアントニオと共にお客様に生地のお見立てや、リヴェラーノオリジナルのスカーフなど

小物のディレクションにも関わるようになりました。

 

アントニオは本当に温かい心を持った人物で、裏表もなく、

私にも「何か意見があったら遠慮しないで言って欲しい」といつも言ってくれていました。

しかし、日本人的感覚で、本当にその言葉を信じて上司である彼に意見していいものかどうかとしばらく不安がありました。

3年ほど経って、彼と日々を過ごすうちにその不安もすっかり無くなり、

今では仕事上の付き合いだけではなく、家族の一員のように何でも伝えられる関係になりました。

 

また、私がここで仕事を始めた頃は、日本人とイタリア人のお客様が大半を占めていました。

2008年に東京でのショップ・イン・ショップをオープンしてからは、それをきっかけにアジア圏のお客様も増えて参りました。

また、2010年にアーモリーとのビジネスを開始してからは、更に各国からのお客様が増え、

世界中のお客様からご支持いただいております。

さまざまなお客様との出会いを通じ、多くの刺激を受けています。

 

 3.How would you describe the Liverano look?

(リヴェラーノ・ルックをどのように表現しますか?)

「現代的で、時代に合ったクラシック」を提案しております。

シンプルで、世代を問わず装っていただけるスタイルです。

 

<Mark Choさんからの紹介文>

タカはリヴェラーノの一番弟子のような存在です。

イタリアに移住する行動力、チャンスを受け入れてリヴェラーノの右腕になった柔軟性などを私は尊敬しています。

タカが仕事をしている様子を見るのもとても興味深いです。

販売員としての私たちの役割は、お客様にただ売れば良いわけではなく、導き助言をするということも時に求められます。

最終的な結果に影響すると確信したときには、お客様のリクエストにNOと言わなければならない場合もあります。

タカはそういった状況でも常にすべてはお客様のための提案であることを非常に洗練された方法で伝え、

お客様も納得されています。

 

リヴェラーノについてもっと知りたい方は、私たちがプロデュースしたドキュメンタリー”i colori di Antionio”をご覧ください!

http://shop.thearmoury.com/artisans/liverano-liverano/i-colori-di-antonio

https://itunes.apple.com/jp/movie/antoniono-se/id934234596

Justin Chang(Ascot Chang)

ASCOT CHANG
ジャスティン チャン Justin Chang

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メガネ  Nackymade

ポロシャツ The Armoury × Ascot Chang  online

リネンパンツ Massimo Dutti

<Mark Choさんからの紹介文>

香港を代表するテーラー、アスコット・チャンは、常に高品質のシャツを私たちに届けてくれます。

私とジャスティンは、アーモリーがまだ始まったばかりの頃に友人として知り合い、

その後コラボレーション商品を一緒にプロデュースするようになりました。

ジャスティンはいつもアーモリーとアスコット・チャンの架け橋として活躍してくれています。

彼が着ているポロシャツは、私たちの代表的なコラボレーションアイテムです

生地はイタリア製のコットンピケで、首回りが高くなったドレスシャツと同じ形のスプレッドカラーは、

ジャケットの下にも違和感なく着られます。

もちろん、彼のように単体でも美しく着られますよ!

 

<JustinさんへのQ&A>

1)代々シャツ作りをしている家業に携わるのは、どんな感じですか?

技術的なことや縫製についてまだまだ学ばなければいけないことが多いですが、仕事はとても楽しいです。

アーモリーとのコラボレーションなど、父が新しいアイディアに対してオープンなので、私はとてもラッキーだと思います。

小さな会社ですので、営業・マーケティング・事業開発などいろいろな業務に携わりますが、一番好きなのは商品に関わることです。

縫製の問題解決や生地の買い付け、デザイン、はたまた縫い子さんの仕事を見ているだけでも。

自分たちの商品に触れられる仕事をしているときが一番幸せです。

 

2)アスコット・チャンとあなた自身についてのエピソードを教えてください

生地の買い付けをしているときなど、父の方が私よりもリスクを取る傾向にあると思います。

例えば、父が5−6色この生地を買いたいと言っても、私が予算のことを鑑みて3−4色にしなければいけないと言ったり。

一般的に親子の役割は逆ではないでしょうか?

 

3)お気に入りのシャツの生地は何ですか?

スイスのAlumo社の120双”Supraluxe”が大好きです。

この生地は滑らかな手触りとハリのバランスが完璧だと思います。

Alan See(The Armoury)

THE ARMOURY 共同設立者

アレン・シー Alan See

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Text:Mark Cho

 

アーモリー限定のヴィンテージ生地によるメジャーメイドのジャケット  Orazio Luciano

オリジナルパターンのナポリ製オックスフォードシャツ  The Armoury  online

ビスポークのリネンパンツ  Ambrosi

コットンのポケットスクエア Simonnot Godard  online

カプリ島で購入したエスパドリーユ  No-Brand

 

アレン・シーはアーモリーの共同設立者です。

私たちは8年前に、それぞれ利用していたテイラーのW.W.CHANを通じて知り合いになり、それ以来の友人です。

アレンはこの数年、髪型以外はほとんど変化していません。

私たちの服装は年々洗練されてきているものの、私たちが親しくなるきっかけとなった、

大らかでフレンドリーなアレンの性格はずっと変わりません。

見た目が良さとは単にいい服を着ることではなく、

リラックスして前向きなオーラをもつことだと示す、とても分かりやすい例だと思います。

 

アレンはクラシコイタリアスタイルを好みます。

典型的なクリーム色のジャケットとグレーパンツの組み合わせからも、それが見てとれます。

色使いはクラシックなのですが、麻のパンツとエスパドリーユというとてもカジュアルな要素を取り入れたことで、

とても面白いコーディネイトに仕上がっていると思います。

 

アーモリー香港では、徒歩3分以内の距離に2つの店舗があるという珍しい状況があります。

そのため、お客様にお会いするために店舗の間を1日のうち何度も行き来することになります。

この写真は、私たちがいつも渡っている、香港セントラル地区で一番人通りの多い交差点で撮影しました。

ほとんどの人たちが横断歩道の線が引いてあるところを歩くので、撮影用の空間を確保するのは簡単でした。

信号がすぐに変わってしまうので、写真は素早く取らなければなりませんでした。

ラッキーなことに、2回目の青信号で撮影は終わりました。5分で完了です!

Jake Grantham(The Armoury Hong Kong)

THE ARMOURY バイヤー兼商品開発担当

ジェイク・グランサム Jake Grantham

Jake

クラシックネイビーのビスポークスーツ Ciccio

ピンクのベンガルストライプシャツ Liverano & Liverano online

ジグザグニットタイ Sorley online

ポケットスクエア Drake’s    similar

黒スエードのスリッポン Belgian Shoes

サングラス Persol

 

<コメント>

Ciccio(上木規至さん)は、私にとって最も興味深いビスポークテーラーの1人です。

上木さんのスーツには、ナポリと日本両方からの影響が反映された、特徴のあるハウススタイルがあります。

比較的若い年齢でありながら、ベースにはトラディショナルがあり、リラックス感を備え、

そしてすっきりとした彼の仕立ては、私の趣味にとても合っています。

また、上木さんとはサプライヤーとしてだけでなく友人としても付き合っていくなかで、

仕事ぶりだけでなく人格も大変尊敬できる方だということがわかりました。

クラシックネイビーのスーツジャケットはフロントダーツを長くとり、

ノーベント&大きめのラペルで、全体的にゆったりとしたフィッティングになっています。

私はクラシックでかつカッチリしすぎない装いが好きなので、Ciccioのスタイルは私の嗜好にとても合うのです。

ニットタイ、黒スエードの靴、ピンクのシャツを足すことで、 地味だけれど、デカダンな感じのコーディネイトに仕上げました。

 

<エピソード>

この写真は、香港のIFCビルのテラスで撮影しました。

アーモリー香港店からも歩いてすぐの場所で、ヴィクトリア湾を見ながらリラックスできる都会のオアシスです。

 

<紹介>

アーモリーで働いて3年になります。

クリエイティブチームの一員としてさまざまなサプライヤーの方と共同で商品や生地の開発をしたり、

既製服やアクセサリーの買い付け、メジャーメイド用の生地の選定などにも関わっています。

香港のショップ2店舗での接客もしていますよ。