From The Armoury

香港とニューヨークにショップを構えるTHE ARMOURY(http://thearmoury.com/en)のスタイル通信。
ここではスタッフの皆さんをはじめ、顧客や友人のファッションスナップを紹介していきます。
お店で購入できるもの、あるいは似た商品があるものに関しては、オンラインショップのリンクを貼ってあります。

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Yohei Fukuda(Yohei Fukuda)

YOHEI FUKUDA

福田洋平  Yohei Fukuda

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Photo & Text:Mark Cho

 

ビスポーク ダブルブレステッド ジャケットVick Tailor

ビスポークトラウザーズ Vick Tailor

シャツBespke Tailor Dittos

タイ Bespke Tailor Dittos

ブリーフケースYohei Fukuda

ビスポーク シューズ Yohei Fukuda

 

 

<Mark Choさんからの紹介文>

私たちThe Armouryは、クラシックスタイルの熱烈な信奉者です。

面白いのは、クラシックスタイルには英国風・ナポリ風・フイレンツェ風など

さまざなバリエーションがあり、それぞれの地域の特性が出ているところです。

靴においては、鈴木幸次さん、福田洋平さんという2人のビスポーク靴職人の方が

アーモリーで受注会をされています。

幸次さんの靴はイタリアンスタイルを、洋平さんの靴は英国スタイルを代表する

素晴らしいものであり、私はどちらも大好きです。

どの地域のスタイルが一番よいかと言い切ることはできないですし、

私たちのお客様が個人的なスタイルに一番合うものを選べるように、

いろいろな選択肢を提供できるのは喜ばしいことです。

 

 

<福田さんへのQ&A>

1.靴作りにおいて、一番好きな工程を教えてください

靴作りにおける最も好きなプロセスは、お客様と靴のイメージを膨らませながら会話をすることです。

私たちの仕事は、ただ靴を作らせていただくことではありません。

一人一人のお客様とじっくりお話させていただき、それぞれのライフスタイルに合った靴を提案するよう心がけています。

 

いくら靴が格好良くても似合っていなければ本末転倒になってしまいます。

また、そのお客様がどのような場所で、どんな格好をして、どんな楽しい事があるのだろうと想像しながら靴を製作しています。

靴はお客様がより快適に気持ちよく過ごすための、その一部だと考えています。

 

私の求める靴は最高の普通です。

私たちの製作する靴は長く履くことを前提に製作しているので、流行的な靴ではありません。

しかし、いつの時代も決して廃れることなく、あくまでクラシックであり続けます。

人生のパートナーのような靴になってほしいと思っています。

 

 

2.もし靴を3足しか持てない場合、それはどんなスタイルのものになりますか?

1.黒のパンチドキャップ オックスフォード

2.こげ茶のセミブローグ オックスフォード

3.タバコスエード チャッカブーツ

 

この3足はすべての紳士のワードローブに必要なアイテムだと思います。

それ以降はエプロンフロントダービー(Uチップ)、モンクストラップ、サイドエラスティック、ローファーなど

好みやスタイルによって変わってきます。

 

 

3.福田さんは腕のいい職人さんでいらっしゃいますが、

以前、時計作りなど靴作り以外の手作業にも興味があるとおっしゃっていました。

どのようなきっかけで手作業に興味を持たれましたか?

おそらく祖父から強く影響されているのだと思います。

幼少期は休みの日になると兄と一緒に、庭の手入れや伝統的な行事などの手伝いをしていたのを思い出します。

祖父はとても創造力が豊かで、手仕事が大好きでした。

廊下をくり抜いてガラスをはめ込み、家の中から鯉が見られるスペースを作ったりするなど、

人を楽しませることが好きだった祖父からの影響が今の仕事に繋がっているのかもしれません。

また田舎だったこともあり自然で遊ぶことが多く、ないものは自分で作るという感覚が生まれたのだと思います。

今でも身の周りのものを時々、製作しています。

 

兄はハイファッションのジュエリー、私はクラシックな靴を製作しています。

真逆な世界ですが意外と共通点も多く、仲のよい兄弟です。

 

物作りに携わってくると技術や経験が少しずつ身についてくるとともに、ものを見る目が変わってきました。

靴以外の物を見ても、どんな気持ちで作られたのかとか、製作者の考えや性格も感じられます。

その事もあり手作業で作られたものが大好きです。

 

私が靴作りを始めたきっかけとなった靴は、ノーザンプトン シューミュージアムで見たシンプルな黒のオックスフォードです。

約100年前に製作されたその靴はとても力強く、今までに見た事のない美しさに感動しました。

自分が味わったのと同じ感動を次の世代に伝えられるような靴を製作していきたいと思っています。

Alessandro Pirounis (The Armoury HK)

THE ARMOURY

アレッサンドロ・ピロウニス  Alessandro Pirounis

alex

Photography:Neil Watson

 

サファリジャケット Ascot Chang x The Armoury 

メジャーメイドのシャツ The Armoury

ビスポークのパンツ Salvatore Ambrosi

 靴 Carmina  online

 

<Mark Choさんからの紹介文>

アジア人である私は、家族・特に両親から多大な影響を受けていることを日々実感しています。

友人たちの多くは家業に携わっていたり、両親のどちらかと同じ職業に就いています。

決して家族に強制されたわけではなく、両親やその仕事仲間に囲まれて育つ中で

自然とその職業に対する理解を深め、

憧れの対象も同じ業界で働いている人物が多くなるからではないかと思います。

 

アレックスはアーモリーで働くためにイタリアから香港に引っ越してきました。

彼はイタリアとギリシャのハーフで、いろいろな国で育ったため、他言語に精通しています。

彼の父上も長年服飾関係の仕事をしており、

アレックスのメンズウェアに対する情熱は、父上の代から受け継がれたものです。

そして、彼の情熱は更に進化しています。

彼は主に、イタリアからのカスタムオーダー全般に関することを担当しています。

 

お客様からごく自然に信頼感を得られることは彼の一番の強みではないでしょうか。

例えば、お客様に新しいスタイルをおすすめする場面では、

アレックスはとてもポジティブに、自信をもって紹介するため、

お客様は彼の言葉を信じて試してみようという気になれるのです。

 

彼が好むのは、洗練されたコンテンポラリーなイタリアン・スタイルです。

多くの文化圏を経験してきたこもあり、クラシックな装いの価値をよく理解しています。

色使いだけでなく、股上の深いトラウザーやプリーツやベントなしのジャケットなど、

ディテールもクラシックを好みます。

シルエットは細身でとても柔らかな雰囲気で、全体の印象をアップデートさせています。